BOOK2
□He is ……??
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ス「ゔぉぉい、この書類に目通したら俺の名前の横にサインしとけぇ」
『ん、はーい…………ん?』
≪ s.squalo ≫
『ねえ、スクアーロ』
ス「どうしたぁ」
『サインてこの空欄のところだよね?』
ス「おぉ」
『う〜ん?…………あのさぁ、私ってどのくらい強いと思う??』
ス「はあ?」
『いや、だからどのくらい強いですかって質問。』
ス「へなちょこだろ、お前は」
『否定は出来ないけど…、ランクでいうと??』
ス「ランク?うーん、まあ強いていうならFだな。今のお前なら1番下だぁ」
『ですよね〜……はい、サインしたよ。これボスのとこに持ってけばいいの?』
ス「そうだぁ、頼んだぞ」
『はいよ〜』
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『ねえええええええ!!!!!』
ス「ゔぉぉい!騒ぐんじゃねぇ!!」
『ボスにめちゃくちゃ怒られたんだけど!!!』
ス「何やったんだ、お前ぇ」
『普通にさっきの書類出したらこれは何だって言われて、スクアーロにサインしてって言われたからって言ったらさ!!』
ス「ああ」
『何だ、このFはって言われて!』
ス「F??」
『ランクだよ、私のランク!さっき聞いたでしょ??』
ス「どこに書いたんだぁ!!」
『え?名前の前に。f.●●って、』
ス「はあ??!!書けなんて言ってねぇだろぉ!!」
『いや、だってスクアーロもランク書いてんじゃん!!私と違ってSランクだけど』
ス「ゔぉぉぉい!!!ふざけてんのかお前はぁ!!!」
『え?!何??いたって真面目じゃん!!』
ス「そのSはランクじゃねぇ、」
『え??じゃあ何これ?おまけ??』
ス「違え!俺の名前はスペルビ・スクアーロだぁ」
『は???何、スペルビって!!』
ス「だから名前だって言ってんだろぉ!!」
『聞いてない、聞いてない!!……え、てことは私みんなのこと名前で呼んでると思ったら違ったの?!?』
ス「別にどっちも変わんねぇだろ」
『いや、だめ!極めて少ない私のこれはポリシーだから』
ス「好きにしろぉ」
『スペルビ』
ス「……おぉ」
『スペルビ』
ス「……ん」
『スペルビスペルビスペルビスペルビスペんびっ』
ス「うるせぇぇえ!!!」
名前の呼び方呼び始め。
(スペルビ)
(あーもう分かった)
(いや、ボスが呼んでたよ)
(ゔぉぉい!!それを早く言えぇ!!)