BOOK2

□愛方と私。
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『んーせっつんや。こっちのピアスとこっちどっちがいい??』

雪「それ●●がつけるの?」

『んと、片方私のでもう片方は私の美しき獣従ちゃんが。』

雪「えっ?!てことは凪帰って来るの?!」

『あれ、言ってなかったっけ。あともう30分くらいで着くって〜』

雪「半年ぶり…くらい?」

『うん、もう半年とか長すぎ!私どうせなら交換留学が良かったよ、毎日ちょーさみしかったもん』

雪「でも仕事が来なくて良かったんじゃないのー?」

『…それは一理ある。私ってなんでこう運動神経が悪いのに跡継ぎ…いや、跡継ぎなのに運動神経悪い方がおかしいのかな?!』

雪「●●走るのとかほんとに遅いもんねーよくつまづくしねー」

『言い返せないのが悔しいけどその通りなんだよね〜私きっと凪がいなかったら生きていけないとおもっ…ぶ!!えっ何!誰?!前見えない!』

雪「っっ凪!!!凪っ!!!おかえりっ」

『えっ!凪?!わっ…会いたかった!!凪〜っっ』

凪「ただいま。随分と嬉しいことを言ってくれるな、●●。俺も会いたかったよ」

雪「うわ〜凪が●●にセクハラしてるの見るのも久しぶり!!あ、夕昏!きて!凪帰ってきた!!」

夕「え、凪って……あああああああ!ちょっと何してるんですか!離れて!●●とりあえず離れて!!」

凪「おう、夕昏。相変わらず●●と嵩方限定で厳しいなあ。いいだろ、キスの一つや二つ。」

夕「一つもだめですから!」

『やっぱり外国のスキンシップの影響はすごいねえ、いっぱい女の子と遊んできたんでしょ〜』

凪「なんだ、やきもちか?安心しろ。一番は●●だから」

『それなら許しましょう。あ、そいえば!はい、これ。私と色違いのピアスだよ。着けたげるから、耳かしてっ』

凪「…!ん。ありがとう、●●。うれしい、大切にする」

『ふふっ似合ってるよ、凪。改めておかえりなさい!!』




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