短編
□1周年記念!
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暗い。
ここはどこ…?
ふと辺りを見回すと私は千里を見つけた。
千里はどこかへ歩き続けている。
「千里!」
すると千里は振り向いた。
だけどすぐまた歩き始めてしまった。
「えっ?!ちょっと、千里!!」
私は千里の方へ走った。
走って走って走ったけど…
全然千里の方へは行けない。
間を詰めるどころかどんどん遠くなっている。
どうして?どうして?
なんでなんでなんでなんで!
もう届くことはないのだと気づき、私はそこに座りこんで
…泣きじゃくった。
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