短編

□お返し2
1ページ/1ページ

「亜紀ちゃん。」
「なに?」

翔君に名前を呼ばれ振り向く。

「手ぇ出し。」

なんだろう、と思いつつ翔君の前に手を出す。

「コレあげるわ。」

そう言って私の掌にアメを置く。

「わぁ、ありがとう。でもどうしたん?珍しいな。」
「はぁ、ようカレンダー見とき。ほな。」

わざとらしくため息を一つ落とし、彼は行ってしまった。
今日は何かの日だったかな?

-end-

2014/03/14
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ