短編
□お返し2
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「亜紀ちゃん。」
「なに?」
翔君に名前を呼ばれ振り向く。
「手ぇ出し。」
なんだろう、と思いつつ翔君の前に手を出す。
「コレあげるわ。」
そう言って私の掌にアメを置く。
「わぁ、ありがとう。でもどうしたん?珍しいな。」
「はぁ、ようカレンダー見とき。ほな。」
わざとらしくため息を一つ落とし、彼は行ってしまった。
今日は何かの日だったかな?
-end-
2014/03/14
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