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□左耳
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「…祐也、いってきます」
まだぐっすりと寝ている祐也
スースーと心地良いリズムで寝息をたててる。
起こさないように小さく頭をポンポンとたたいて 家を出よう。
そう思ってた。
だけど
「…ん……今何時?……夏帆?」
起こしちゃった
→
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