Life〜私の心に気がついて〜
□第2話
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「ハァハァハァハァッ」
蜜柑は走っていた
昨日の夜中に学園の回し者たちとやりあったあと、今後のことなどを考えてて寝るのが益々遅くなり早起きするつもりが結局起きたのは蛍からのカメ便が届いたときだ
「蛍と話したいことがあったのに、渡したいものがあったのに〜」
蜜柑は間に合え!と思いながら必死に走った
「ほっ蛍ーーー」
蜜柑は息を切らせながら叫んだ
「蜜柑」
蜜柑には見えた
蛍の顔に(やっときたのね、お見送り)と書いてあるのを
そんな蛍に蜜柑は沸々となにかが心の底から沸き上がってくるのを感じた…
「この…大ボケボケナスーーーーーッッ」
言葉と共に蜜柑は蛍に飛び蹴りを・・・・と思いきや…
バチーーーーンッ
ヒューーー
ベチャッ
「今時間ないんやし用件は口で言って」
蜜柑の飛び蹴りは蛍に届くまえに蛍の発明品である【ハエたたき】で飛ばされた
51敗0勝
これが蜜柑の記録だ
蜜柑はハエ扱いされ落ち込むもあっさり開き直り蛍に詰め寄る