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□野球拳
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今日は愛しのジンの部屋に潜入した。見事にジンは気づかない。はぁぁ…可愛くて仕方ない。
「あ、アミさんからメールだ」
ジンがCCMを開いた。動作一つ一つが可愛いとはどういうことだ。もう世界中がジンだったらいいのに。あ、それは流石に気持ち悪いかも…。でもそれくらいジンが好き。もう毎日でも食べたいね。
「え、?バン君に気をつけろ?この部屋にいる?」
ジンが辺りを見回す。しまった!アミのレーダーに気づかれたか!
「バン君いるのー?」
ジンが捜索を始めた。クローゼットの中を見ている間に俺はベッドの下から出て、後ろから抱きしめた。うわわ、いい匂い。や、やばい、我慢利かなくなりそう。
「わ、」
「ジン」
「バン君!なんでいるんだい?」
「会いたくてさ、来ちゃった」
「僕も会いたかったよ」
まじですか!!もう何この子。本当、天使か何かじゃないの。神様、俺にジンを与えてくださり感謝してます。でも叶うことならジンを今から食べていい許可を下さい。←
「ジン、遊ぼう」
「ああ、何する?」
服装をチラッと見ると、シャツにブレザー。いつものジンだ、今日は八神さんセンスじゃないんだな。ま、あれはどうかと思うけどさ。あぁ、笑える。
「そうだなー…あ、野球拳ってのは?」
「野球…拳?」
ジンが知らないのは予想通り。簡単に説明してやる気にさせる。あー…俺絶対勝つ自信ある。早くジンの身体を!!!
「やーきゅうーするなぁーらーこーゆールールで」
歌いだす。早く早く、歌長いよ!やっとこさ、アウトセーフまで行った。さぁ、よよいのよい!!
「あ、」
「よし!!」
勝ったー!さ、そのブレザーをぉぉ!白いシャツ…はわわ美味しそう。
「次は、バン君を脱がせるよ!」
「俺は…」
ジンをいただきたい!ま、負けないけどね。俺が全勝してジンを丸裸に!ふはははは…おっと妄想が過ぎた。
「やーきゅうーするなぁーらーこーゆールールでしなさんせ」
「アウト!」
「セーフ!」
「「よよいのよい!!」」
これまた俺の勝ち!!さ、その赤いズボンを脱ぐんだな!はっはっは。
「うぐ…僕パンツ?本当にやるの…?」
「当たり前!」
ジンはズボンをずるずると脱いだ。今日のパンツは黒だね!大丈夫、リサーチ済みさ!昨日はグレーだろ!
「バン君…その…恥ずかしい」
「大丈夫!俺がどうせいた」
おっと危ない!危うく口が滑りそうだった。でもそろそろもういいんじゃなないかな。まぁ、俺が我慢利かなそうなんだけど。
「いた?」
「いただく!」
そのままジンを引っ張ってベッドに押し倒す。よっし!いただきまーす!