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□X'mas!
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今日は子供なら誰もが好きな日。温かい灯の中、家族の笑顔に包まれ、ケーキを食べて、プレゼントをもらう。愛に包まれた一日。そう。クリスマスだ。
「メリークリスマス。みんな」
「あ、拓也さん!」
よしよし、みんな集まってる。僕はクリスマス会ということでシーカーのみんなを集めていた。
「俺からのプレゼントだ」
皆には新しいパーツをプレゼントした。こうやって、幸せに笑える日が来たんだ。なぁ兄さん。檜山。
「さぁ、ケーキを食べよう」
「わー!!」
八神さん達や石森は来ていないが、結城や霧野は来てくれている。皆で楽しもう。
「美味しーっ」
皆でケーキを食べ、ご飯もバイキング形式にして。自由に遊べるようにしたら、やっぱりバトルに発展してしまった。まぁ、これはこれでありかな。
「ジン!負けないぞ」
「バン君…僕だって」
バンとジンは楽しんでバトルしているが………。
「ぜってぇお前になんか負けねぇ!」
「お前が勝てるはずない」
「「アタックファンクショォォォォオンッ!!」」
郷田と仙道は…またか。舎弟になれやら奴隷やら、今日はクリスマスなんだから楽しくやれよ…。
「カズ、私たちもやりましょう」
「アミ、ああ!」
ここは平和だ。
「…ふっ」
いつまでもこの子達の成長を見守れればいいな。そうしてみんなが大人になって幸せになれば、なおよしだ。
そのまま、たまに休憩を入れながらもバトルは続き、きづけばもう7時だった。
「みんな、今日は親御さんが家で待ってるだろ、もう帰った方がいい」
「はーい」
みんながぞろぞろと帰っていく。さ、俺はここの片付けかな?
→バン