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□リフレイン繰り返し
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この扉をくぐればあの時の自分に戻れるよ。何て言われて、ドアノブに手をかけたところで僕は立ち止まる。
「待って」
もしもこのまま戻ってしまえば未来は変わってしまう。だって僕はあの事故を全力で阻止するからだ。そうなれば今この現実が変わってしまう。あの事故の後に会った人とはもう一生出会えないかもしれない。
「どうすれば…」
周りを見ても真っ暗。そのドアだけがかろうじて見えるくらいだ。迷って迷って震える手をドアノブから離した。過去に戻れば今の僕自信も消えてしまう。
なにもかもが、怖い。
また迷いが生まれる。でも両親は？そう考えてまたドアノブを握る。でも、それでも…。
リフレイン繰り返し
Fin．