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□たくさんの
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前の続編 一緒にお風呂に入るヒロジン

で。ジンさんが起きちゃったわけですけど…どうしましょう。まだ一緒にいたいですし…できればジンさんをずっと見つめていたいですが…何かいい手はありませんかね…。

「ヒロ…」

「ジンさんまだ眠いですか?」

「いや…違うんだ…」

でも声がまだまだ眠たそうなままですよ!そんなジンさんも可愛いんですが…。今すぐベッドに押し倒したいですが…そんなことしたらきっと嫌がられておしまいですよね。せっかく今付き合ってる状態なんですからもうちょっと時間をかけてそこは何とかしたいですね。

「うーん…ってジンさん!寝そうですよ!寝ますか?」

「いや寝ない…」

でも寝そうなんですってば!ジンさん自身は寝たくないって言ってるし…これは僕が起こしてあげれればいいんですけど…。なにか…あ、お風呂!お風呂に入れば目も覚めますよね!それにジンさんと二人でお風呂に入れるなんて一石二鳥じゃないですか!!

「ジンさん、お風呂行きましょう」

「え?うん…」

もう、ジンさんって低血圧だから寝起きが悪いな…。半ば引きずるようにしてジンさんと浴場に行った。だいぶ覚醒してきたのかジンさんはシャツのボタンをはずしていく。うわわセクシーです!!白い肌が!ああきれいです!今僕がこの眺めを独り占めしてるんですね!

「ジンさん行きますよ!」

「ああ」

ザバーッとかけ湯をかぶって湯船に体を沈める。すこし熱めのお湯に体がみるみるあたたまっていくのがわかった。ジンさんも少し遅れて入ってくる。って。なんでタオル巻いてるんですか…そんなに恥ずかしがらなくてもいいのに…。

「ジンさんなんでタオルつけてるんですか?」

「それは…」

「それにもっとこっちによってきたらいいじゃないですか」

僕たち付き合ってるんですし。そういうとジンさんの顔がカァッと赤くなった。うっわわ可愛い。もうこうなれば僕からよっていくしかないですね!もっとじんさんを近くで見たいですもん!

「ジンさん」

「ヒ、ヒロ…そのなんだ…はっ恥ずかしい…」

「え」

恥ずかしい?そんな理由ですか!?もうジンさんたら!結局僕がジンさんのこと食べるんですから大丈夫ですよ!可愛いです。と少しつぶやいてジンさんのすぐ隣に座った。

「大丈夫ですよ。ジンさんきれいだから僕見とれちゃいます」

「ヒロ…」

「好きですジンさん」

「僕も……好き、だ」

ジンさんはそういうと髪を洗いに行ってしまった。濡れたジンさんも色っぽくてすごく好みです…。と、いうか。それより、僕のことを!僕のことをジンさんが好きって!好きって言ってくれました!湯船に鼻まで浸かってブクブクと息を吐いてみる。絶対今僕の顔赤いです…。こんなのジンさんに見られたら彼氏としての面目がたたないです!

「ヒロ?僕先に上がるよ」

「ふぁい!!?先に上がっててください!」

一体どれくらい浸かってたんでしょう…。それでも顔の赤みがおさまらないんです!今上がったらジンさんに顔を、顔を…見られて…し、ま…………

「ヒロ!!!!」








ん……なんだか涼しい…。パッと目を開けると目の前にはジンさんが。ジンさんは僕が目を開けるとほっと安心した顔を見せてのぼせたんだということを話してくれた。あちゃー…やっちゃった…迷惑かけましたよね…ジンさんに…。

「すみません、ぼ――――」

「ヒロが無事でよかった…!!」

めずらしくジンさんが声を大きくしている。僕が無事でよかっただなんて心配してくれてたんですか?ありがとうございます。しかもこんなに強く抱きしめてくれるだなんて僕幸せものです。あージンさんいい匂い。でも細い…。
あれ、なんでこんなに僕ジンさんの近くにいて落ち着いてるんだ?普段なら飛び上がるくらいうれしいはずなんだけど…あれ、これ夢かな。夢でもこんないい夢があるんだ…。

「ヒロ!好きだ…!」

そうジンさんが言ってくれて、うわぁ本当にいい夢だなんて思ってたら、唇に何か柔らかい感触があって、それを認識しようとジンさんを見ると口に手を当てて顔を真っ赤にしている。あれもしかして今ジンさんとキスした?しかもジンさんからキスしてもらっ……………

「ジ、ジンさ…うわああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

「ヒロ!?」

「ありがとうございますううううううちょっと今から僕センシマンになってきますね!」

「え、どうしたんだ…やっぱりまだ休んでた方が」

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!」

やばい。やばいやばいやばいやばい!!!ジンさんと。ジンさんとキス!好きって。ああもうダメ!幸せです!神様ありがとう!!


fin.
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