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□タイムスリップ
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バンくん!!そう不安そうな叫び声と眩しい光とともにジンは俺の前から一瞬で消えた。瞬間移動だろうか。もう一生会えないのだろうか。でも、そう思ったのも一瞬で、下を見れば座り込んだジンがいた。

「ジン…?」

「お前は…山野バン!!」

はい?なに言ってるのジン。さっきまで一緒に居たじゃないか。というかなんで1年前の服を着ているの?あれなんでそんなにいきなり背が縮んでるの?………あれ?

「ここはどこだ!僕を今すぐ帰せ!」

「ちょ、ジン?なにがどうなって…」

とりあえずジンも取り乱しているようで、えらく騒いでいたから(ジンがこんなに喋るだなんて…いつものジンは本当に無口なのに…)タオルを噛ませて後ろで縛った。みんなに聞こえちゃう。とりあえず落ち着いたと思った時外からなんだか声が聞こえたけど大丈夫?なんて聞かれて慌てた。だ、大丈夫だよ。と返せばジェシカは私たちでかけてくるわね!と言ってきたからわかったと返事をした。これでばれる心配はないな…そうしたら暴れだしたからこれはまた面倒だと思ってとりあえず椅子に縛ってみた。

「ん、んんんーーー!!」

「静かにして。とりあえず状況を考えよう」

静かにする約束のもとジンに噛ませたタオルをはずす。約束通り人は静かにしていたから俺はタオルを机に置いてジンの前に座った。一体どうしたんだ。なんでジンはまるで俺たちが会った当初のようなことになっているんだ。

「ジンどうしちゃったの?」

「それはこっちの台詞だ…おい、山野バン、お前いいのか?こんなことして…お祖父様がだまったないぞ…」

「お祖父様?なに言ってるのジン…お祖父様はもう…」

ちょっと待った。まるであった当初。じゃなくて本当に会った当初のジンとか?だってこんな反応ジンは絶対しないし、自分からお祖父様の事なんて話すわけがない。そうしたら来ている服も、この小ささも納得できる。

「ジン、今日は何年の何日?」

「2050年の4月3日だ」

わぁ。本当に過去のジンなんだ。だって今日は2051年の4月3日。あの、敵だった時のジンなんだ。まだお互いのことを知って2週間くらいかな。ああ懐かしい。ジンはきっとこれから俺達が戦いを通して仲間になるなんて思ってもみないだろう。その戦いの中で自分が利用され、信頼していたお祖父様がアンドロイドだったことも。そして…いくらお祖父様の陰謀とはいえどれだけ酷いことをしてきたかも。

「今は2051年の2月3日だ。この世界はすべて。だからきっとジンはタイムスリップしちゃったんだね過去から未来に」

「どういうことだ…タイムスリップ?そんなもの出来るはずがないだろう」

「それができちゃったんだよ。何らかの形で」

「じゃあ僕はどうすれば過去に戻れるんだ」

「さぁ…?」

わかんない。そう言って部屋を出ようとしたら慌てた声でジンに呼ばれた。待って。と。どうしたの?と声をかけると、一人にしないで。と言われ、ああ本当は怖かったんだー。とか考えながらもといた場所に戻った。

「このまま僕を放置するのか?」

「どうしてほしいの?」

なんだかこのジン可愛いなぁ…。こんなに小さかったんだ…細さはあんまり変わってない気がするけど…。でもこのジンは俺のこと敵だと思ってて、プライドも超高いんだろうなぁ…
。でもさ、そうやって思うと苛めたくならない?だって本当だったら今、2週間ぶりにジンとやってるはずだったんだ。ベッドに押し倒してキスして、さぁいただこうというところでジンが光り始めて、二人でベッドに起き上がって見つめ合っていたらこうなったと。だから俺本当は今すごく溜まってるし、今日それを発散しようと思っていたから機嫌は悪いっちゃ悪いよね。だから、この小っちゃいジンくんを苛めてみたいなーなんて。大丈夫。痛めつけたりなんかはしないよ!

「じゃあおいでよ」

そう言って紐をといてあげる。それから手首をつかんでベッドに放り投げた。身長差もあるし力も俺の方がはるかに強い。簡単に組み敷いて上で手をまた縛った。

「な、にッ…する」

「抱いてあげるよ」

「はッ!?」


どうせみんな遊びに行ってるだろうし、夕方までは大丈夫だろう。それに今日は本来のジンを驚かそうと思ってちょっとだけ玩具とか用意してるんだよね。それ使えば十分虐められるとは思うし。むしろNICSの中を見回られてジンがそれを覚えて過去に帰って未来が変わってしまうよりはましだろう。

「ほら、気持ちよくしてあげるから」

「やめろ!やめろ!!」

「大丈夫だよ」

服をやさしく脱がせてあげて。そのまま胸にかみついた。そうしたら悲鳴が上がったけどそんなジンも可愛いなぁ…。この敵の時のジンは俺たちにどれだけ悪さをしてきたか…少し、お仕置きが必要かな…。

「ほら、気持ちいいんでしょ?」

「なッにが…!」

こうやって抵抗できるのも今の内だよ。そう呟いてかみつくようにキスしてやったら一気に抵抗が弱まった。畳み掛けるならここかと思って下腹部にも手を伸ばした。ジンの体が跳ねる。

「小っさ…」

すこし罵倒してみたらジンの顔がみるみる赤くなっていく。可愛い反応するなぁ…今のジンよりも反応いいかもね。そのまま優しく扱ってジンがいやいやと首を振りながら制止を求めてくるが、そんなのを聞く俺じゃない。手を速めていかせた。ジンが肩で息をしている。羞恥と屈辱で涙がこぼれているのを見て俺は勝ち誇ったような笑みを浮かべた。

「嫌だ。とか言ってイってるんだ。そんなによかった?」

「ちが…!」

そういっている時に足をまとめ上げて持ち上げる。後ろが丸見えの格好になってジンはまた悲鳴を上げた。やっぱり。処女じゃない。俺とジンが初めてするときにジンは教えてくれた。僕は処女じゃないと。1年前以上か…。一人でそんなこと考えて、顔を真っ赤にしているジンに向かってまた暴言を吐いた。

「処女じゃないんだ」

「ッ!!!」

ジンが暴れたが、俺が抑え込む。汚いね、その年でおじさんにでも可愛がられたの?なんて自分でもびっくりするような台詞を吐いてジンを追い込む。

「俺で何人目だ」

「知らな…っ」

「そう、まぁどうでもいいけど」

そういって指を入れた。ビクンとジンの肩が跳ねるが、案外すんなり入った。使い込まれてる証拠かな…。そのまま動かしていくけどたまに声が上がるだけ。つまらなくなってきて、もういいやと俺のあれを挿入した。その時はさすがに痛かったのか叫んだジンだが、動いていればすぐに高い声が上がった。

「嫌がっといて…、ふ…気持ち…んん、いいんだ」

「う、るさっ、ぁ…っああ!、ふぁっ」

その時だった。廊下にランの声が響いたのは。時計を見ればもう6時だった。いつの間にこんなに時間がたっていたのだろうか。とりあえずジンから引き抜いて、横に置いておいたバイブを取る。電源をつけてジンの中に入れると、俺は自分を拭った。

「とりあえず俺が帰ってくるまではこれで遊んどいて」

「な、山野、あぁっ、ひんっ、あ…バ…」

「大丈夫戻ってくるから」

そういって俺は部屋を出てランのもとに向かった。ランがいると思われる部屋につくとみんな揃っていて、一斉に俺の方を向いた。

「やっと来た…さっきからご飯だって言ってるのに…」

「ごめんごめん」

「あら?ジンは?一緒だと思ったのに」

「え?ああ、ちょっと用事があるんだって」

「そう、なら後でご飯もって行ってあげて」

「ああ」

それからみんなでご飯を食べて、わざとゆっくりしてから部屋に戻った。ヒロとユウヤはセンシマンのDVD見てたし、当分は帰ってこないだろう。ジェシカにおにぎりを作ってもらってそれを持って部屋に戻った。

「ジン」

「ふ、はぁっ…んんっ!、ぁ山野…バっあああ!」

「一人で喘いでたの?変態だね」

俺に挿れてほしかったらそう言いなよ?そう呟いてジンに媚薬を注いだ。さぁ、あと何分でお願いするかなー?


fin.

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