短編

□一護のカレー講座
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「ルキアー飯もってきたぞー」

「ΣΣ」

む。やっときたかたわけ。

「遅いではないかっ!おかげで腹の虫がおさまらなかったではないか…」

「ごちゃごちゃいってねーでさっさと食え!」

一護め…そう思いながら夕食を見つめた。
するとルキアはかたまってしまった。

一護は心配になり声をかけてみる。

「お、おい、どうした?」

「一護…な…なんだこれは…」


「あ?カレーだよカレー。」


「か…カレー?私にはただの泥にしか見えぬのだが…」

ーそう。ルキアはカレーを知らないため具をどろとかんぢがいしたらしい。

にしても本当に食べ物か…?


スプーンで少し突いてみる。

やはり泥みたいな感触。


本当に泥ではないかと心配したルキアは少量すくって匂いを確かめてみる。


ーすると

「う…!げほっごほっ!


い…一護…なんだこの匂い…」

「(笑)そういうもんなんだよ」


こやつ…いま笑っておったな…

ルキアは意を決しカレーをスプーンですくい口に運ぶ。




ーすると…






「一護!なんだこれは!うまいではないかっ!」

ルキアが感じたのはピリッとした感じにほのかに甘みが広がったカレーだった。

「そうかよ。よかったじゃねぇか」

しばらくは二人の間に沈黙な空気が流れた。


一護は数学の予習を。


ルキアはカレーを黙々と食べてた。

しかし。



ーピピピピピピピピ


『!?』

「虚か!」


「あぁ。そうみたいだ。」

なんだこんなときに。カレーを食べておったのに。

「ルキア、俺がいってくる。どうせお前はカレーが食いてぇんだろ。」

「本当か!………では任せたぞ。」

「あぁ」


そうして一護は虚退治に行った。


さてと、一護がおらぬし数学の予習でも移そうか。

ルキアがこんなことをおもったのは言うまでもない。











終.

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