俺のドッペルゲンガー 


□○#2もう1人の俺は俺よりも優秀?
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エピソード9

『なぁ・・・
なんでついてくるんだ?』

「なんでってお前と一緒にいるためだ」

『だからってついてくんなよ!』

「学校ぐらい一緒に登校して何が悪い」

『悪くないけどその・・・
見分けがつかないって言われるだろ!?』

「その辺は大丈夫だ。
違いくらいはちゃんとあるからな」

『・・・まぁいいけど。
いい加減・・・教えてくれないか?』

「何を?」

『俺のダチを屋上から落とした理由!』

「・・・何度も言ってるだろ?
俺の意思はお前の意思だ」

『・・・』

「大丈夫だ。死んでないから」

『え?グシャって音なったじゃん。
死体見えたじゃん』

「俺はドッペルゲンガーだ。
お前たち人間とは違う」

『特殊なのかよ・・・』

ちょっとビックリした。

ドッペルゲンガーってすごいな

でもまぁ・・・安心した。

ダチは死んでないみたいだしな

「おはよう広巳!」

『あ・・・唯華かよ・・・』

「失礼ね・・・私じゃ悪い?
ねっ卓巳!!」

あっ・・・
卓巳と俺の見分けつくんだ・・・

「失礼だな。広巳は」

『お前らの方が何かと失礼だ!』

「広巳のバーカ!もう知らない!」

ちぇっ・・・

朝っぱらからうっせーな・・・

「じゃ卓巳、先に学校行くね!」

「あぁ」

『早く行け』

「うっさい!じゃね!」

タタッ

『たく・・・目が思いっきり覚めたぜ』

「お前は素直じゃないな」

『・・・は?』

「まだ気づいてなかったのか?

お前











・唯華のこと好きだろ?」
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