短編

□お騒がせ夢盗人
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ある日の事だった…。

セネル「あいつ、また勝手なことを……。」

ソロ「セネル…?どうかした?」

先日双剣士に転職した主人公ソロが、自室である手紙に目を通してしかめ面をしているセネルに声をかける。

セネル「!ああ、お前か。いや、ちょっと面倒な頼み事されてさ…。」

ソロ「頼みごと…?」

セネル「昔の知り合いなんだが、これからブラウニー坑道まで迎えに来いって言うんだ。まぁ、そうやってこっちの都合を考えないところが、いかにもあいつらしいんだが……。」

ソロ「大変そうだね…。……代わりに行ったげようか?」

セネル「Σえ!?いや…ちょっと待て…。……それは……一応あいつも女だし、あんな場所に一人でいたら危ないかもしれないが…。」

ソロ「…?心配じゃないの…?」

セネル「あいつは、逃げ足が速いんだ。魔物に追いかけられたとしても、大丈夫だろう。だから……。……。いや、わかった。判断はソロに任せるよ。」

ソロ「じゃ、二人で行こっか。今から。」

セネル「Σちょっと待て!?今からか!?」

ソロ「うん、今から。」


話しかけてから一つも表情を変えず、そう言い放つソロ。

セネル「いや…。いくらなんでも気が早すぎじゃあ…。」

ソロ「じゃ、先用意してるから〜。絶対来てよ〜?」

そのまま部屋を出ていく。(笑)

セネル「Σってうぉおい!!話を聞けぇ!!」













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