短編
□賢王の遊説
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ウッドロウを連れてきたソロが、バンエルティア号に帰ってきた。
ウッドロウ「ここがアドリビトム…!なるほど。国籍を問わず、多くの人間が集っているというのは本当の様だな。」
その頃のソロは、依頼の報告とウッドロウの提案の報告中だ。
ソロ「…という事なんだ。」
アンジュ「ご苦労様、ソロ君。無事に帰ってきてよかったわ。それと報告ありがとう。」
すると、ウッドロウがアンジュの元に近づく。
アンジュ「…!ご無事で何よりです、ええと……。」
ウッドロウ「ウッドロウで構わない。あまりかしこまらず、楽にしていてくれ。」
アンジュ「わかりました。じゃあ、ウッドロウさん。わたしがこのリーダー、アンジュです。」
ウッドロウ「よろしく頼む。早速で申し訳ないが、実は折り入って頼みたいことがあるのだが…。」
アンジュ「お話は彼から伺いました。そういう事でしたら、わたし達は心からあなたを歓迎します。その代わり、みんなと同じように仕事もきっちりこなして頂きますが…。」
ウッドロウ「構わない。元より、それがこちらの望みでもある。ソロ君、そういうわけだ。しばらくこちらで世話になる。何かあれば、遠慮なく呼び付けてくれ。」
ソロ「はい!」
こうしてアドリビトムに新メンバーが加わった。その者の名は、
ウッドロウ・ケルヴィン