02/26の日記
01:36
ごめんね、
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おとんがないていた。
れんにはよくわからないけど、かなしいからなくってことは知ってる。
「おとん、かなしい?」
「ははっ…見られてもうたなぁ」
なきながらわらうおとんをみてると、なんだかきゅーってなる。
なかないで、なかないで。
れんがいるよ、ずうっとずっと。
「堪忍なぁ…廉造…お父じゃ守ってやれへんみたいや」
かんにん、かんにんっていいながら、大きなおててがれんのあたまをなでてくれた。
なんで?
なんであやまるの?
れんわるいこ?
れんがわるいこだから、あやまるの?
まもるって、なぁに?
「まもる?」
「廉造は気にせんでえぇよ…大丈夫、大丈夫やから」
なにが?
なにを?
れんはどうなるの?
なにもわかんないよ。
おねがい、なかないで。
れんがなにかしたならあやまるから、だから、なかないで。
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平仮名ばっかで読みにくいよ
最初に書くべきでした。
ショタ廉と八百造さん
ごめんね、こんな運命を授けてしまって
君より座主を優先しなくちゃいけないなんて
息子をまっすぐ愛せてやれなくて
こんなしがらみなんて取っ払ってしまえばいいのに、怖くてできないんだ
脈々と続く血筋が、恩が仇となって君に襲いかかるかもしれない
ごめんね、ごめんね
こんな家に生まれさせてしまって
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