09/08の日記
12:08
想いは伝えるためにあると思うんだ
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想いは伝えなければ意味がない。
それが伝わるかどうかはしらないけれど。
勝呂竜士は悩んでいた。
目の前でふにゃっとした笑みを浮かべながら話す男を見つめながら悩んでいた。
ピンクの髪に、愛嬌のある垂れた瞳。
奇抜な色ではあるが、彼にはよく似合っている。
かわいらしい。
そんな形容詞が似合う男は、志摩廉造。
昔からの幼馴染みであり、勝呂の初恋の相手。
もちろん、勝呂が名前に反して女子というわけではない。
二人とも立派な男だ。
だからこそ悩んでいた。
世間一般では同性愛を良しとする人も中にはいるが、普通ではないのだろう。
奇異の目を向けられるし、相手も同性が好きだとは限らない。
玉砕覚悟で告白したとて気持ち悪がられて終わりだろう。
下手をすれば疎遠になりかねない。
それでも。
それでも好きになってしまった。
愛しいと、守りたいと思ってしまった。
自分の気持ちを偽りたくない。
けれど、今の関係を壊したくはない。
どうすればいいのだろう。
偽らなくてはならぬ恋。
秘めたままにしておかなくてはならぬ想い。
でも、伝えたい。
勝呂竜士は悩んでいた。
自分を特別扱いしてくれる幼馴染みに。
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アオエクの映画が冬から始まりますね
それに対して再燃しようということで、書いてみました。短いけれど。
報われない勝呂が好きなんだ。
廉造はスレてたらもっといい。
いみふでもいい。とにかく書きます。
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