NARUTO

□真っ白な世界を抜けると、そこは木の葉の里でした。2
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「どこだ?」
「ここどこだってばよー!!」
「鳴海うるさい。」
「いやなんで詩華瑠は冷静なんだってば!!」
「騒いでもなんにもなんないだろうが。」
「ち、脅かしがいのないやつじゃのう。」
なんか見たことのあるオッサンがいきなり現れて呆れた顔してこっちを見た。
「って誰だってば!?」
「それに比べておまえは脅かしがいのある素直な子じゃのー。」
そういって鳴海の頭をなでる見たことのあるオッサン。
「だから誰だってば!」
(いやもうわかるだろ。)
「自来也じゃよ。」
「じ。自来也様!!!」
「あ、やっぱエロ仙人だ。」
「エロ仙人いうでない!」
「でここどこすか。エロ仙人。」
「だから… もうよいわ…」
一睨みするとすぐに答えてくれた。
「わー本物の自来也様だってばー」
「おまえ、その口調といい素直な性格といいナルトそっくりじゃのぅ。」
エロ仙人が嬉しそうな顔をしている。
「鳴海うるさい。」
鳴海撃沈。
「で、ここどこすか。いま俺猛烈にめんどくせぇ嫌な予感しかしてないんすけど。」
「…おまえはその口調といいひねくれた性格はシカマルそっくりじゃの。」
「そりゃどーも。」
エロ仙人が呆れた顔してこっちを見た。
「んなことはどうでもいいんでいま俺らがどういう状態なのか説明してください。」
「ほんとにシカマルじゃの。まあよい。いまおぬしらは世界の狭間におる。」
「世界の狭間キター!!」
「鳴海?」
「すいません!」
「わかればよろしい。どうぞ。続けて下さい。」
「うむ。世界の狭間と言うのはな色んな物語の世界の間じゃよ。そこにおぬしらはいるのじゃ。」
「なぜ?」
「何となく、じゃよ。」
「はあ!?」
「おまえらNARUTOを読んでいるんじゃろ?ならわしがペインに殺られていまはもういないことはしっとるな?」
「ええ、まあそれは。」
「それでわしは世界の狭間の管理人になったのじゃよ。」
「なんでだってば?」
「まあ、それは聞くな。」
「なんか事情?」
「いや、わし自身も分かってないだけじゃ。」
「それだけ!?」
「それだけじゃ。」
なんか威張ってるし。
「威張るなってば! 」
「でなんで俺らがここに連れてこられたんすか?」
「だから何となくじゃよ。」
「だーかーらーなんでだってば?」
「おぬしらはNARUTOの世界に行きたくないのか?」
「行きたいっす。自来也様!!」
「現金なやつじゃのう詩華瑠。」
「なにか?」
「いや。で鳴海おまえは?」
「行きたいに決まってるってば!」
「じゃあきまりじゃな。」
「おまえらどんな力がほしい?」
「「力?」」
「いまわし神並の力あるからいろいろ与えられるぞ。」
「じゃあ、俺はイタチの万華鏡写輪眼とシカクの影の力とナルトのチャクラ量。あ、身体能力はカカシ並でね。 」
「おまえ…世界征服でもするつもりなのか?」
「いや、そんなことないっすよ。だたシカマルに優位なじぶんを見せたら驚くだろうなぁって話ですから。あと、基本は水遁と風遁で。」
「じゃあ俺は白眼とナルトのチャクラ量とカカシ先生の身体能力ほしいってばよ!あ、基本火遁と雷遁で。」
「おまえら、火影にでもなるつもりか。」
エロ仙人の呆れ顔。
「それも面白そうってばね!」
「木の葉の里壊してくれるなよ…まあいい。じゃあとばすぞ。」
「「あ。」」
「なんじゃ、まだあるのか。」
「「仙人モードもね」」
「わーったわーった…じゃあさっさといってくれ。」

エロ仙人が疲れた顔をして印を結んだらまた目の前が真っ白になった。

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