天才ってめんどくせぇ〜シカマルにトリップしました!?〜

□子供は投げるもんじゃねえええ!!!!
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「あなた!」
ヨシノさんは見覚えのある後姿を見たとたんに走り出した。
のはいいさ、1ヶ月ぶりの再会だし、忍びの世界は任務途中で死んでしまうかもしれないんだから。
それはいい。
だからって、

生後1週間の息子を投げんじゃねええええええええええ!!!!!

まぁ、感動の再会?ってやつだから叫ぶのは心のうちに留めておいたけど。
ぜってー喋れるようになったらいってやる。

小さく誓った。

そして俺は放物線上を描き、あの暗部の腕の中に納まった。
「大丈夫か?」
暗部は冷たく俺に問う。声はまだ幼いように感じた。背格好もまだ大人には程遠い。
なぜだか、
この気配を知っている。そう思った。
「まぁ、赤子に聞いても無駄か。」
暗部の仮面をとろうと手を伸ばしかけ、やめた。暗部の仮面のしたから、銀髪がこぼれていたからだ。
俺の知っている限り、木の葉の里で銀髪は一人しかいない。
(でもまあ、確かあいつ暗部に所属してた時期があったはずだし、いいか。)

ちなみに、ヨシノさんとシカクさんはしっかりと抱きしめあっている。
そしてそのまま…
暗部がナイスタイミングで俺を抱きしめ、目に入らないようにした。
(ちっおもしろそうだったのに。)
「子供の見るものじゃあないな。」
「ばぁぶ!」
「お前も子供のクセに、とでもいいたいのか?」
「ばぶばぶ!」
「お前の何倍も生きているからな。」
「ばぶばぶばぶばぶばぶばぶばぶばぶばぶばぶばぶばぶばぶばぶばぶばぶ…」
「わかったわかった!子ども扱いしないから。」
(勝った!ばぶばぶ攻撃は使えるな)
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