天才ってめんどくせぇ〜シカマルにトリップしました!?〜

□あれ?これ、ばらしていいのか?
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イノイチさんが帰ってきて俺を見て信じられない、と一言呟いた。
(ばらして、いいんだよ、な・・?)
「俺からしたら転生したんだったらやることはやりてーんすよ。」
「ああ。シカクにも、4代目にも伝える。安心しろ。」
「お願いします。」
「任せろ。」

お互いにしっかりと握手をして意識がブラックアウトした。

遠くにイノイチさんが説明しているのが聞こえた。
が、もう限界だった。
俺は、寝た。

起きたのは次の日の昼過ぎ。
起きた瞬間シカクさんに縁側へ連れていかれた。
「俺が話すことに答えろ。はいだったら首を縦に一回。いいえだったら首を横に一回。いいな。」
コクリ。
「おっし。まずはおまえは転生している。」
コクリ。
「九尾が召喚されるのは10月10日。」
コクリ。
「暴走か?」
ブンブン。
「じゃあ操られてんのか?」
コクリ。
「誰にだ?」
俺はまずは目を指す。
「うちはか?」
察しがいい。
コクリ。
「誰だ?」
創始者か…どうつたえようか。
俺は床の一点を指し次にそれより左に一点を指す。
「なんだこりゃ?」
最初に指したとこを指してここ、と示す。
「現在、か?じゃあこれは過去?」
コクリ。
「うちはの過去…?昔のやつか?」
コクリ。
次に影を使ってマダラ模様を作る。
「マダラ…?うちはマダラか!」
察しがよくて助かる。
コクリ。
「こいつが主犯か?」
コクリ。
「いまはどこにいるかわかるか?」
ブンブン。
「だよなあ。まあいい。ありがとうな。」
「ばぶ!」
「どうすっかなあ…?」
シカクさんは頭を掻きながら本気の目をしていた。俺もこんな人になりたい、と強く思った。
「まあ。まずは昼飯だ。はらがへっては戦ができぬってな。」
「ばーぶー!」

「ご飯よー」
ナイスタイミングでヨシノさんの声が聞こえ二人で吹き出した。

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