贈り物

□彼女はプレイガール
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時計の下で最愛の彼女を待つ。
あと数分で彼女・・・
ルーシィとの待ち合わせ時間になる

「・・・(ドキドキ」

高鳴る鼓動と緩まりそうな口元を必死で抑えて
あと少しで来るであろうルーシィを待つ<コツンコツン>

周りは騒がしいというのに多くあるヒールの音をひとつだけ耳に拾う

「よっ・・・」

振り向いてやれば
案の定ルーシィがいて

『あ、あは・・・(ニコッ』
「なにやってんだ・・・?(呆」

きっと驚かせようとでもしていたんだろ。(どっかの泥棒みてぇな格好になってんぞ・・・?)

「さて、お姫様?」

ルーシィに向かって手を差し伸べる

『っ!?(ドキッ////』
「行きますか?」

頬を染めてるルーシィを抱き締めたい衝動を抑えてルーシィの反応をみる

『(フイッ)・・・ふんっ、あ、当たり前でしょっ!!(////』

・・・グッ!

「・・・かしこまりましたよ(ニヤッ」

おっと、にやけちまった・・・(汗
あー・・・またにやけてねーかな・・・
いや、別に仕方ねーだろ?
ルーシィが可愛いのがわりぃんだから。
うんうんっ
<キュッ>『・・・っ(////』

繋いでいた手の力が少し強くなり振り向くと
顔を赤くし俯いてるルーシィ

「どうした?」

向き直って目線を合わせる

『・・・えが・・・る』
「ん?・・・どうした?」
『だ、だから・・・声・・・でてる・・・(////』
「・・・」

声って・・・

「・・・(////」

あれ・・・だよな・・・っ

「・・・っ(//////」
『・・・(////』

旗から見て赤面してるカップル・・・おかしいだろっ!!

『・・・〜〜っ!!!(////』

カツカツヒールの音を鳴らしながら先を行くルーシィ

「!!」

もちろん手は繋いだまま・・・

「・・・〜っ(照」
『たくっ・・・恥ずかしいことばかり言わないでよっ(////』

ぶつぶつそんな言葉が聞こえ
また、こっちまで恥ずかしい思いになる

『ちょっとだけ・・・嬉しいわ・・・(ボソッ』

またそんなことが聞こえてオレは赤くなる。

「・・・ぉぅ(////」

ルーシィもオレも相当なチキンなんだ。




 
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