贈り物

□君はオレの一つ先を行く
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昔エルザに薦められ(半端無理矢理)読んだ恋愛小説があった
内容は主人公が男で好きな奴がいるんだが、片思いをし続けるという在り来たりでつまらねぇ話だった(エルザに言ったらたぶん半殺しになる)
在り来たりすぎてオレには有り得ないと今まで思ってた。(つかその本の存在自体今まで忘れてたし)
まぁ、なんでそんな話をすんのかというと

『で、ナツがねっ!』

オレは目の前のこいつをどうやら好きにらしい

『そこでレオが』

まぁ、こいつは自覚ないだろうが・・・

『あっ!そうそうエルザがね、』

つか、男の名前ばっか言うなよ(エルザは怪物のメスか男だ)

『グレイ?』
「あン?」
『どうしたのよ、ボーっとして』

お前の事を考えてた・・・なんて言えるはずもなく

「別にボーっとなんてしてねぇよ・・・。」

ルーシィの頭に手をのせ優しく撫でる
目を細めて満足そうにするルーシィはまるで動物(猫科)だ

『・・・グレイって・・・』
「ん?」
『ぁ・・・やっぱ何でもないっ!!(////』

え・・・?

「な、何だよ・・・?」

ま、まままさかな・・・っ

『ぇ・・・やっ・・・その・・・(モジモジ////』

え・・・?まさか・・・片想いしゅうりょ

『なんか・・・お兄ちゃんみたい、だな・・・って・・・っ(////』

・・・ですよねー。
あ、いや期待したオレが悪いんだけどな?勝手に期待したオレが悪いですよっ!?
でも・・・

「こりゃねぇーよ・・・(ボソッ」

頬に手を添えて頬の赤みを隠してるつもりが隠しきれてねぇし
まぁ、あれだ

『・・・?』

ルーシィの可愛さにノックダウン的な?

「・・・////」

自分で言って(思って)て恥ずかしくなってきやがった・・・っ

『赤いけど大丈夫?』

人の気も知らず上目遣いで聞いてくるから

「あぁ・・・(////」

また熱が集まる

『また赤くなった!ちょっと待って「ちょっ、タンm」ミラさーんっ!!』

待っててなんでよりによってミラちゃんっ!?
ミラちゃん(無駄に)カンがいいからこーゆ時は呼んじゃダメだっっつの!!

『はいはい・・・どうかした?(ニコッ』
『なんか・・・グレイがさっきからなんか調子悪いみたい(?)で・・・』

あ〜っ
と楽しそうな笑みを浮かべながら見つめてくるミラちゃん・・・
頼むからそんな目で見ないでくれ・・・(汗

『ウフフ・・・グレイも大変ねっ!!(ニコッ』
『??』
「あんま気にしなくていいから・・・(疲」

なんかもう、疲れた

『ウフフ、ルーシィそろそろ時間じゃない?』
『え?あっ!本当だっ!』

なんだ?

『ありがとうございます!それじゃ今日は帰りますっ!じゃーね、グレイ、ミラさんっ!』

慌ただしくギルドを出てくルーシィ

「・・・?」
『デートらしいわよ?(ニコリ』
「はぁ!?嘘だろっ!?」

すぐに追いかけn

『えぇ!嘘っ(ニコォ』

今凄く焦ったんですけどぉぉ!?
そんなオレの心情を知ってか

『今日市場で安売りしてるのよ。だからルーシィその安売りに行ったのよ』
「へー・・・」

少し安心

『そうだわっ!安売りって事は結構荷物多いんじゃないかしら?(ニコッ』
<ガタッ>
「行ってくる」

足早にギルドを出てギルドを出てからは走ってルーシィを追った

『ウフフ、グレイもルーシィに負けず可愛いわよね〜っ(笑)青春真っ只中ってところかしら(ニコッ』

もちろんミラちゃんがそんな事を呟いていたのもオレは知らない



君はオレの一つ先を行く



ーあとがきー

かなみ様お待たせしましたっ!
グレイ→ルーシィでした!
なんかグレルーで片想いって確かこのサイトで書いたのはじめてだった気がします。うまく書けているか不安は残りますがかなみ様に捧げますっ!
あと題名【君はオレの一つ先を行く】って言うのはグレイのルーシィへの片想いを表しました。ちょっと伝わるか不安です・・・っ

最後まで見てくださりありがとうございます!!


 
 

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