贈り物

□I Love You
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※リグレット続編



「最近あいつとはどうだ。」
『そうですね。まぁ、悔しいですけど普通です。』

あの日以来、ジュビアとリオンさんはあのカフェで会うようになった。
毎回ジュビアはグレイ様のことを話すのにリオン さんは嫌な顔一つしないで聞いてくれる。

『本当っ、ルーシィったらグレイ様の気持ちに気が付かなすぎです!!ジュビアなら…!!』

何かが変わろうとしていた。

「本当にジュビアはグレイとルーシィが好きなんだな。」
『なっ!?ジュビアが好きなのはグレイ様!!ルーシィ なんて引きちぎってやりたいくらいです! 』
「(物騒なところもまた…)」

リオンさんとの時間は楽しくてジュビアを癒してくれる。グレイ様への想いもいつしか友として、尊敬する者への敬愛に変わってきた。

『それでグレイ様ったら…っ!』

でもジュビアは迷ってる。
決定的な何かがないから、戸惑っているの。

「あいつは昔から…ハァ」

あなたが傍にいてくれるのが当然になってるの。だから…

『リオンさん。』

ジュビアは前に進もうと思います。

『ジュビア。グレイ様に気持ちを伝えます。』
「!」

ジュビアの言葉にリオンさんの肩が揺れ驚いたように目を見張った。

「そうか。頑張れ、ジュビア」

けれど直ぐに笑ってくれた。

『はい!!』

 
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