泣いた白鬼

□第九訓
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白くてふわふわの髪は雨に濡れしっとりとしていて、白い着流しの裾は泥だらけになっている。




探し回ってくれたのだろう。

きっと、雨だけはでない、顔に伝う滴を拭うと、銀時様はブーツをカツカツと鳴らしながら私に近寄ってきた。








□ 第九訓

【雨のあとには虹が架かる】

◆蓮花視点

 
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