泣いた白鬼

 





血(修羅)の赴くまま、戦場を駆ける兄と。

己の内に秘める修羅(血)と戦う妹。




鬼を隠して善人の仮面を被り、修羅の仲間になった男と。

大将を、仲間を護るために、自ら鬼になることを誓った男。




大切な人を奪った世界を憎み、全てを壊すために修羅になった悲しい男と。

大切な人が愛した世界を護るため、再びできた"荷"を護るため戦う、鬼と呼ばれた男。




―…そして。

すべてを喪った時、鬼に身を堕とした自分をずっと憎み続ける少女。







この鬼たちが出会うとき、

―…物語は動き出す。







 

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