天体戦士

□おひさま
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「先輩、お邪魔しまーす……せんぱーい?」

「今手離せねえから勝手に上がってくれー」

「お邪魔します」


俺は靴を揃えて
そこそこ綺麗な廊下を歩く

「おはようございます先輩!」

「良く来たな。…あ、その手土産あれだろ有名なやつ。昨日テレビで紹介されたやつ!」

「そうなんすよ、先輩も見てたんですね」

「あーいうのって見てると食いたくなるよな」


俺は手土産を机に置き
お互いに触れてない
いや、敢えて触れないようにしている話題に触れた


「ところで、なんで先輩が布団干してるんすか?」

「んだよ、俺が布団干したら悪いのかよあ゛ぁん?」

「そうじゃないっすけど……あぁ、成る程」

「や、止めろよ何だよその悟った顔、ヤってねえからな違うからな!」



まだ何も言ってないのに




俺は再び布団を叩きはじめる先輩をみて少し笑う


「先輩って布団干した後の太陽の匂い好きなんですか?」

「嫌いな奴はいねーだろ」

「そうっすね、でもあの匂いはダニの死臭なんですって」



先輩は少し動きを止め
呆れたように溜息をつく


「お前嫌な事言うな……」

「はは、すみません…でもなんか先輩みたいっすね」

「なにが」

「お日様が」

「そりゃ、俺は太陽の戦士だからな」


そう、貴方はお日様だ
悠然と立つ太陽
皆を明るく照らす太陽

汚い悪の組織や怪人を殺す太陽


所詮怪人達はダニがお似合いだ



奴らを殺した先輩からは
きっとお日様の匂いがする筈なんだ




「ただいま〜」

「あ、帰ってきた」

「じゃあ先輩俺はこれで!」


かよ子さんに軽く挨拶をしては帰り支度を始める


「あら、折角ですから泊まっていけば良いのに」

「いえいえ、俺も明日からまた仕事があるんで!」

「馬鹿、引き止めたら迷惑だろ」

「馬鹿とはなによ!」

俺は慣れた二人の痴話喧嘩を見ながら靴を履き扉に手を掛ける


「じゃ、またなサキューン」

「はい、今日は楽しかったです有難うございました!かよ子さんもまた」

「はい、また来て下さいね!」




俺は笑顔で家を出てから
空を見る




思い浮かんだのは一人のヒーロー


「そういえばナイトマンのナイトって夜と騎士どっちなんやろ」



俺はそんな事を考えながら家路を急いだ





あとがき

やっぱ小説下手だな自分…、しかも口調が全く分かってない(∵三∵)

でもサンレッドすき←

なんか良くわかんない小説になりましたが閲覧ありがとうございます

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