☆星のカービィWii bkver☆

□-ザ ラストバトル イン アナザーディメンション-
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ここは、果てしなく続く宇宙空間。
カービィたちは、マホロアを倒すべく、この空間にワープしたのだ。「マホロア!!どこにいるの!!」
突然カービィが乗っている、ランディアのスピードが上がった。
「カービィさん!!」
「まずい!このままだと、カービィを見失ってしまう!!」
「ちょっと待つゾイ!」
3人は、慌ててカービィを追いかけようとするが、迫り来る敵が
その行く手を阻んだ。




「どこにいるの!!出てきてよ!!」さらに、ランディアのスピードが上がる。
「ランディア…ごめんね……
こんな無理させて…だけど、ぼくは、どうしても会わなくちゃならない!!」
そのときだった。
「ダレにだい…??」
「……っ!?」
カービィが振り返ると、そこには、ローアを操っているマホロアの姿があった。
以前の姿とは、まるで違う……
冷たくて……ものすごく暗い……
胸がズキズキと痛んだ。
今にも張り裂けそうだ。
「こ〜んなトコまで、来るナンテ……よっぽど、死にたいらしいネェ…」
「ぼくは、死にに来たんじゃない!マホロアを助けに来たんだ!!」
カービィの真剣な眼差しがマホロアに向けられる。
「フンッ…くだらない!マズは、オマエから殺してあげるヨ……」

「マホロア!!」
ヒュンッ!!紫の物体が、カービィに一斉に襲いかかる。
「っ……!?」
ランディアは、間一髪でそれを避けると、ローアに攻撃をし始めた。ズゴーーン!!
「そんなモノは、効かないヨ!」
ランディアの攻撃は、ローアに完全に圧されている。
マホロアの魔力が高まっていくのが分かった。
「どうしよう……コピー能力も持っていないし、ランディアの攻撃ぐらいしか……このままじゃ…」ローアから、次々と攻撃が繰り出される。「コレで、終わりだヨ!」
赤と青の丸い物体が、カービィとランディアに襲いかかる。
「……そうだ!!ランディア!下に向かってスパイラルドラゴン!!」シュイン!!
「ナニッ……!!」
なんとか、船の下まで来ることができた。
「よしっ!ランディア!!
バーストブレス!!!」
キュイィィィィン!!ランディアの口に一斉にパワーが溜まる。
ズドーーーーン!!!
ランディアの攻撃は、見事にヒットした。船が徐々に墜落していく。「チッ………」
マホロアの姿がみるみると、
遠ざかっていった。
「待て!マホロア!!」
「全く…しつこいヤツだ…
これでも、くらいなヨ!」
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