*Working!Book*

□男か女かの判断と、大人か子供かの判断ができない18歳の少女。
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『うっしゃ、やっと休憩!』


初めまして、読者の皆さん。
黒歴史を持つヒロインの月宮 心葉(ツキミヤ コノハ)です。

身長はぽぷらと同じくらいの18歳です。
一人称は俺。体重は聞くもんじゃないだろ?


『あ、相馬さん。休憩ですか?』


「うん、そうだよ。」


『・・・仕事やってないのに休憩ですか。』


「やってないんじゃないよ?
 世間話したら皆がやってくれるんだよ?」


『それはよかったですねー。(棒読み)』


カタンと相馬さんの前の椅子に座る。


『相馬さんって秘密主義ですよね。』


「んー・・・。まぁね。」


『情報持ってますよね。』


「そうだね。世間話のネタにするために。」


『仕事しないですよね、イライラします。』


「えー。だからしてないんじゃないんだってー。」


相馬さんは軽く笑いながら言うけど俺は知ってます。
相馬さんは脅している。あれは決してただの世間話ではないと。
相馬さんは真っ黒なドSだと!

「っていうかなんでそんな質問・・・?」


『なぜか知りたいですか?』


「えーっと・・・。まぁ、一応。」


『つまり、情報を持っているのは相馬さんだけでなく、俺も持っている訳でありまして。
 さらには相馬さんの情報も持っているんです。と、いうことです。』

「え!?ちょ・・・月宮さ・・・、ん?」


『俺を甘く見ない方がいいですよ、相馬さん。
 この間猫なでくり回して時はさすがにどん引きです。』


「ぁ・・・・えと・・・?」


『これを言いにきただけなので、休憩終わります。
 仕事してくださいね☆じゃ。』




実は、小鳥遊に相馬さんがちゃんと自分で仕事するようにしてほしいと頼まれただけなんだけど・・・。
これでしばらくは大丈夫かな・・・?

俺の情報網も我ながらすげぇと思う。


でもあの相馬さんの表情いい感じだったww


『〜♪〜♫♩〜。かわいそうまさん♪』
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