*Working!Book*
□黒歴史・・・??
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『あ、また相馬さんサボってる。
小鳥遊、そんなのやらなくていいぞ!!』
「月宮さーん。またって失礼な〜。」
『事実ですが?
猫!!!!!!!!』
「あ、ちょぃ!!!」
『他にも知ってますよー・・・。
実は葵には優しいんですよねー?
実の兄貴にあわせないようにデパートでも必死だったし、
デイジー買ってやったし。
あ、他にもー・・・・』
「ちょっと待って!なんで知ってるの!?
その時まだ月宮さんいなかったよね!?」
『・・・?まぁ、ワグナリアにはまだいなかったですが?
それ、関係あるんですか?』
「ない方がおかしいよね?
俺も知ってるよー?ここに来たときの黒歴史。
あれは一生の笑い話だよぉ・・・・。」
『そうですかー。おぼえてないなぁー。(棒読み)』
「じゃ、話してあげるよー。
あ、はははー。最初から全部。」
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『俺は今空腹で死にそう。今にも死にそう。
ファミレスを目の前に死にそう。
いや、いやだいやだ。
死んでたまるか!!』
勝手口の前まで匍匐前進で来た月宮さん。
だが、もう階段を上れず
必死にドアノブに手を伸ばしていた。
『もうちょっと・・・・・あと少し・・・・。
す・・・、こし・・・・・・。・・・・・・・・・。』
その時。
ガチャリ――。
ゴスっ!!!!
『っ・・・・・くおぉ・・・・っ・・・・。』
頭に衝撃がはしったようだった。
「え!?小学生!?迷子!?俺殺ちゃった!?」
『・・・・ぜんぶはずれ・・・だ。馬鹿野郎。
18歳、現在空腹少女、死んでない。
月宮 心葉だ・・・・。うおぉ・・・頭が・・・われる。
腹がよじれる・・・。』
そうして小鳥遊君に拾われた月宮さんは佐藤君にたらふく食べさてもらって
お礼に働く事になったんだよね。
今のが小鳥遊君に対する第一声。
伊波さんには『か・・・かわいい。』
轟さんには『帯刀かっこいい。俺も持とうかな。』
店長には『仕事しないんですか』
山田さんには『なんかあからさまに・・・フラグクラッシャー。』
佐藤君には『かっこいいし料理上手だし大好き。』
そう笑顔で言ったよね〜(ニヤ)
種島さんには『同じ背の子・・・感激!感動!』
俺には『なんか、黒いけどかっこいい。』(ニヤ)
だったよね〜。
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『あ、ちょくちょくニヤけるのやめてください。
気持ち悪いです。
あと、そんなの黒歴史じゃないですし。
ダメージ受けないですから。』
「えー・・・・・。」
『仕事しないと知りませんよー?
コレばらまきますよー?』
ささっと写真を見せると、
「た・・・小鳥遊君やっぱり自分でやるよ!
うん、ごめん!」
「え、・・・相馬さん!?」
『俺の完全勝利。』
とはいえ、俺が好きなのは佐藤さんではない。
え??告白???
あこがれで好きですって意味な、あれ。
今も好きだぜ?そう言う意味では。
俺が今本当に好きな人は、・・・・**さん☆
ここまでのストーリーでわかるよねー。
あの人しか出てないもん。
『はい、仕事に戻りましょう!』