憧れの職には………

□二話
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「ノボリさん」


「なんでしょう?」


「今日の仕事は終わりましたので、今日は上がらせて貰いますね」


「はい、分かりました」


資料を渡すと、笑顔で返してくれた。
ああ、本当に僕は男で生まれたかったよ。


「とりあえずさっさと着替えて、トウコさん達のところに行かないと……」


そうして僕は更衣室へと急いだ。

僕のロッカーを開けると、いつも通り服があった。
それを手に取り、すぐに着替える。
その速さ、わずか0.2秒。


「さて、行きま――――」


「我々はプラズマ団だ!」


「ッ!?」


プラ、ズマ、団……!
とっくに滅びたはずじゃあ……。(いやいや、なに滅ぼしてんすか)


「トウコさんとトウヤさんは!?」


ホームに居たのなら、人質になっているかもしれない!
僕が鍛えたポケモンでプラズマ団潰してるかも!
後者の方が嬉しいのだけれど。


「はぁ、着替えたばっかりなのにまたこれを着るとなると、憂鬱ですね……」


再び0.2秒で着替える。


「さぁ、あんなクッソ集団、潰しに行きますかぁ!」


そう決意して、僕は更衣室をでた。






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