でゅふw

□君の魅力の虜です
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猫みたいに気紛れで、自由気ままな可愛い人。
言葉は素直じゃないけど、その分行動はとても素直で。

「今日は晩ご飯どうしましょうかねー?」
「パスタが良い」
「じゃあ、和風にしましょうか。キノコたっぷりの」
「……仕方ないから、それで良いよ」

なんて言ってるけど、残さず食べてくれるんだよね。
わかりにくいようで実はとてもわかりやすい人だと、付き合い始めてから知った。

「あとは、サラダとかでOKですね」

不意に触れてきた手をキュッと繋いで、ニッコリ笑う。

「スープは?…作らないの?」
「ん〜…それなら、スープパスタにしちゃいましょう!」

なら、良いや。ふいと顔を背けて言ったけど、耳が赤くなってるので照れてるのだとわかる。
自分から手に触れてきたのに、ホントに可愛い人だなぁ。
そんな事を考えながら歩いていると、クンッと手を引かれた。

「どうかしましたか?」

何となくわかるけど、あえて聞いてみる。
そしたら、ちょっとムッとしたみたいだけど、軽く背伸びをしてきた。

「…大好きですよ」

言って、触れるだけの口付けを。
顔を真っ赤にして俯く姿は、とても可愛い。

「自分から強請ったのに…。ソンミニヒョン、可愛いなぁ」

耳元でそっと囁けば、バッとこちらを向いて空いた手でポスリと叩かれた。

「もう、キュヒョナ!!」
「おねだりしたのはソンミニヒョンなのに…」
「も、そういう事言わないの!!」

猫みたいに気紛れで、自由気ままな可愛い人。
そんな彼がくれるモノ。
それは、背伸びが告げるキスの合図。




(軽口叩いて笑いあう)
(気紛れだけどとても繊細で誠実な事)
(ちゃんと知ってるよ)

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