片恋い。
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※若干下ネタ注意!
そうです。
私は、思いっきり浮かれていたのです。
もうふんわふっわだったでしょう。
仮にも城勤めの侍女が、こんなのだったから、天罰が下ったのです。
これから私の身に起こった絶・望!な出来事をわかりやすく紹介しちゃうぞ!
〜ある昼下がりの出来事〜
紅玉さん発見、手を振って駆け寄る私。
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夏黄文殿が私と同じタイミングで紅玉さんに反対方向から駆け寄る。
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バッティング。体格差によって弾け跳ぶ私。そりゃあもう、びたーん!ってかんじで吹っ飛びすべる。
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紅玉さんはなにやら偉そうな少年とお話の最中だった。
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私はその少年にダイブしていく。
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このままではまずい!偉い人だったらどうしよう!
とっさにその少年のやけに布地が少ない服を掴んで止まる。
いや、あれだよ、なにしろ布の面積が少なくってね、掴むところが、もよんもよんした髪の毛か、変なズボンしかなかった。
まぁズボン選ぶわな。
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ズボン、落下。
というか私が勢いのまま引き下げた。
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紅玉さんの可愛らしい悲鳴が聞こえる。
しかしズボンを掴み地面とキッスしている私には状況がよくわからない。
でもあきらか周囲の音が皆無になったことは、わかった。
私はただ、うつぶせでその少年のちょっとお口ににはできないようなところが、この辺り全方位で逆光になることを祈った。
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じゅ、ジュダルちゃん、という紅玉さんの声と、し、神官殿、という夏黄文殿の声が聞こえる。
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終わり。いろいろ。