台本

□彼女はマドンナでした
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廉01「で、その彼女はどこの学校だかわかるのか?まさかとは思うけど」

光輝01「桜ヶ丘女子だ!たぶん!」

廉02「・・・・・・・お前な、」

廉03「桜ヶ丘女子ってわかってんの?この辺を代表する超お嬢様学校じゃん」

光輝02「ああ!そうだな!」

廉04「・・・・ああそう」

光輝03「まず彼女の名前くらいは知らないとだよな・・・」

廉05「・・・・・まあね」

光輝04「よし!放課後張り込むか!」

廉06「張り込んでどうすんの。彼女が学校から出てきたとこを囲んで名前聞くの?そんなことしたらただのストーカーだよ」

光輝05「そ、そうか・・・」

廉07「とにかく・・・知り合いを当たってみるよ」

光輝06「え!?」

廉08「それまで下手に動かないでね。破滅するよ」

光輝07「わ、わかった・・・」

光輝08(それから2日後。)

廉09「わかったよ」

光輝09「え!?」

廉10「この人だろ?」

光輝10(そう言って廉が見せてきたケータイの画面には、まさしく彼女の姿が!)

光輝11「そうそうこの人!!いやぁ、さっすが廉!仕事が早いな!」

廉11「・・彼女の名前は東城葵。おしとやかで清楚な雰囲気をもっていて人気。頭もいいから成績はトップクラス。さらにはこう見えて結構運動もできるみたいで、みんなの憧れ。学園のマドンナ的存在。」

光輝12「え」

廉12「ようするに、君にとっては高嶺の花、ってとこかな。」

光輝13「・・・・なんてことだ」

光輝14(いや、けど言われてみればそうかも・・・だってオーラがハンパなかったもん。もん。)

廉13「ま、告白するだけ無駄かもね」

光輝15「・・・・だがしかし!」

光輝16「オレはこんなことで諦めたりなどしない!頑張るぜオレ!負けるなオレ!やれるぜオレ!えいえいおう!」

先生「風間ー今授業中なんだけど」




光輝17「彼女はマドンナでした」

光輝18(だからなんだ!)


 
 

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