台本
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光輝01「オレと、つきあってくれ！！」
4話と同じものを使用します
葵01「………………ふふっ」
光輝02（え）
葵02「風間さん、どこか行きたい場所がお有りなんですね。早くおっしゃって下さればよかったのに」
光輝03「え？」
葵03「私は風間さんの行きたいと思われた場所で結構です。いえ、ご一緒させてください！」
光輝04「い、いや、あの、葵さ」
〜♪（ケータイの着信音）
葵04「あ、ごめんなさい」
光輝05（え、え、）
葵05「はい、もしもし東城です…」
光輝06（ちょっと待て、ちょっと待て、ちょっと待て）
葵06「え！？…いえ、あの…はい……わかりました…」
光輝07（まさか、まさか…！）
ピッ（電話を切る音）
葵07「風間さん、ごめんなさい！」
光輝08「へ！？」
葵08「私から言い出したことなんですけど、実は私、今日バイオリンのレッスンがあって、その、先生のご都合でどうしても時間を早めて欲しいと、今の電話で言われてしまいまして…」
光輝09「あ、ああ…」
葵09「なので、その……本当に申し訳ありませんが、お礼はまたの機会ということでよろしいですか？」
光輝10「え」
光輝11（い、いや、これは仕方ないことだからな、うん、）
光輝12「それは、別に気にしないで…」
葵10「…本当に、ごめんなさい」
光輝13（つーかそれよりオレの告白のが大事なんですけども！！葵さん絶対わかってないよね！？）
葵11「それでは、私はこれで失礼させて頂きます。」
光輝14「え！？」
光輝15（ちょっ待て待て待て！！）
光輝16「連絡先、教えてくんない！？」
葵12「え？」
光輝17「だ、だから、その、ケータイとか、持ってたりしない？」
葵13「あ、はい！持ってます！そうですね、連絡先を交換して頂ければ…」
光輝18（そして無事、連絡先の交換が終了。
光輝は、葵さんのアドレスを手に入れた！
やったぜ！葵さんのアドレス！！アドレスアドレスアドレスー！！）
葵14「ありがとうございます！では、こちらからご連絡させて頂きますので、よろしければお時間がある時を教えてください！」
光輝19「お、おう！」
葵15「それでは、失礼します！」
駆けて行く音
廉01「で？」
光輝20「アドレスをゲットした！！」
廉02「ふーん…つまりは告白をスルーされたけど、まぁなんとか首の皮一枚つながったってわけか。」
光輝21「その言い方やめてくれる！？」
廉03「ま、兎にも角にも、よかったね」
光輝22「もっと言ってもっと言って」
廉04「調子に乗るな」
光輝23「だが断る！」
廉05「どこで覚えて来たんだよそんなの」
光輝24「とにかく！」
バンッ（机を叩く音）
光輝25「オレはやる！！絶対、絶っっ対葵さんを振り向かせてみせる！！廉、協力頼むぜ！！」
廉06「そこ、頼むとこじゃないだろ」
光輝26「ここからがスタートです」
光輝27（オレの恋愛奮闘記は、まだ始まったばっかだぜっ！）
おわり
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