01/04の日記

21:31
思い付き小説、シリアス
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彼といると、いつも思うことがある。




私が消えたとき、彼はどうなるのだろうか。




私は人間で、彼は機械。




あきらかに私の方が先に逝くだろう。




でも






消えるのはイヤだな。





彼と離れたくない。






ずっと一緒にいたい!





私は






ワタシハ


















〈リディア?〉




彼の声で、私の意識は現実に引き戻された。




〈どうかしたのか?〉





彼の顔を見た途端、涙が溢れてきた。




悲しい。寂しい。怖い。



いろんな感情が溢れてきて、押さえきれなくなって、私はただ、泣いた。




彼は慌てていた。心配そうに何度も顔を覗き込んでくる。




「なんでも・・・・・ありません」




〈何でもなかったら何で泣くんだよ〉





「・・・・・・・時間の差が、恐ろしくて。私と、アナタの」





〈それは仕方ないことだ。俺は機械、お前は人間だ〉





〈でも、それを承知で俺はお前の相棒になったんだ〉






〈辛いのはお前だけじゃない。一人で抱え込むな!〉





彼の一言で、私はようやく正気を取り戻した。





そうだ、私も彼も、それを承知で相棒になったんだ。





「すみません」





〈分かればいいんだ〉






辛いことも、悲しいことも、一緒に乗り越えようと決めたのだ。








別れも。







〈分かったら、訓練の準備するぞ!〉




「え?」





〈気分転換だ!〉






彼は笑う。屈託のない笑顔。






ああ。また救われた。






でも、だから頑張れる。






励まし。それが私の不安を消してくれる。





「はい!戦闘指揮官殿!」





私は















なんかよくわからん終わり方

思い付きです。すいません

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