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□仕返しするなら…
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今目の前に寝ているのはいつも私と張り合っているサド。
でも今コイツは薬のせいで女の姿。

「ん…」

サドはうっすらと目を開くと周りをキョロキョロと見渡し私を確認するとギロリと睨んできた。

「ここ、何処でィ」

ガバッと起き上がれば自分の体の異変に気付いたのか顔から血の気が引いた。

「…何でィ…これ…」

膨らんだ胸をやわやわと揉めば頭を抱えてもう一度倒れる。
身長も私よりちょっとしか大きいだけだ。

いつも見下されて、嫌がらせされるだけだから…
今日は私がコイツに屈辱を与えてやるネ。

「ごッ、て…テメェ退け!」

じたばたと暴れて抵抗するも所詮女になった力では夜兎の私には敵わない。
簡単に組み敷けた。

「サド、今に見てろよ。お前に本当の屈辱を教えてやるヨ」

「は…ちょ、嫌だァァァ!」

最後のは絶叫みたいだったけど無視した。
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