01/08の日記

11:46
成人の日
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こんにちは。
Mitsugoriです。

本日は成人の日。

成人を迎えるプリンセスのみなさま、おめでとうございます。
もしかしたら、プリンセスのお母さまもいらっしゃるかな。

おめでとうございます。

水を差すみたいで、ごめんなさい。
私は、成人の日が実は嫌いなの。

当時、周りと同じように、振袖を着て、写真をとって…と思っていた私に、母が
「たった数時間着るだけで、高いレンタル料を払うのはもったいない。
そのぶんのお金はあげるから、着ないで欲しい」
と言いました。

私にとっては、お金の問題じゃなかった。

もちろん、買ってもらおうとは思ってませんでした。
でも、レンタルくらいはしてもらえると思っていたのに。

…全否定。

泣きましたよ。
あとでお金を返すから、着させて欲しいって頼んでもダメで。

友達に言ったら、その友達が家に来て母を説得してくれ、やっと母の承諾を得ました。

そして、確かに、着ました。振袖。

だけど、しぶしぶ顔の母に、気持ちはつらいままでした。

今、友人の中には成人を迎える子どもを持つ人たちがいます。
みんな、1年前から振袖を仕立て、娘さんとともにウキウキしてる様子です。

まるで、振袖を着て、祝うのが当たり前みたいに。

そういうの見るたびに、どうして私の母は、快く祝ってくれなかったのだろうかと。

若いころはただ、母が反対して悲しかったという思い出だったけれど、
今は母に近い立場になり、母が快く祝わなかった理由のほうに考えがいき、また別の意味でつらくなります。

自分で言うのもすみませんが、
学校ではたいてい褒められてきたし、大学入学も頑張った。

母にとって、恥ずかしい子どもではなかったはずなのに。

いまだにわかりません。

もし、今、母にこのことを告げれば
「そうだったっけ?」
「結局着たんだからいいでしょ!」
っていうと思います。

違うんだよ。
あの時はごめんねって。

理由なんてもういいから、
ごめんねって、一言いってくれたらと。

期待するだけ無駄なんだけども。

そして、母は、自分が不安な時や具合が悪い時にだけ
「Mitsugoriちゃん、あなただけが頼りよ」って電話をかけてくる。

は〜もう、母のトラウマ、私すごい気がする。
思い出しても泣けちゃうもん。
病気じゃね?

せっかくのお祝いの日に、
これ読まされたプリンセスさま、すみません。

成人の日は毎年、このことを思い出してしまい、息をひそめております。

それでは、また。

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