あとがきの小部屋
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「ブルー×ブルー(おまけ)」の続編をというご希望を何人かのプリンセス様からいただいており、
ウィル様のバースデーということもあり、書いてみました。
おまけを書いてからずいぶんと間があいてしまいましたが、
お話にはスムーズに入っていただけましたでしょうか。
「想い出にかわるまで」「ブルー×ブルー」「おまけ」と進むにつれて家族が増え、
ウィルくんも成長していきます。
今回はウィルくん15歳くらい、彼を中心としたウィル様ご一家のお話です。
母子ふたり、愛する人からのおくられたこの子さえいればいいと大切に育ててきたウィルくんが、
親よりも大切に思うだれかを見つける年頃になりました。
いずれは巣立っていくのだとわかってはいるけれど、気になるし、寂しく思う母、ヒロイン。
一方で、父であり、王子としての立場の先輩でもあるウィル様は、
冷静に息子の悩みに助言をします。
ウィルくんのお相手の女の子は若き日のヒロインに似ています。
ウィルくんが彼女をダンスに誘うときの言葉も、かつてのウィル様と同じで。
そんなところにお気づきいただけましたら嬉しいです。
同じようにウィルくんを愛する両親が、それぞれの役割から彼を見守りつつ、
時を経ても変わらずお互いに愛しあっている、そんな話を書こうと仕上げました。
実際のお年がヒロインに近い読者さまには、ちょっとババくさい話だったかもしれません。
話は変わりますが、さきほどGREEのウィル様誕生日イベント、ふたりの王子をハッピーエンドで終えました。
(以下ネタバレ含みます)
ヘンリー様28歳、ウィル様25歳、なんですよね。
3歳の年の差があっても、若いウィル様のほうが人格者だなあとつくづく思いました。
あの人間的にできてるところが、たまらなく魅力的です。
ヘンリー様もかわいくて好きだけれど、同時にならべてアプリでお会いして接してみると、
私はやっぱりウィル様を愛してるんだって確信しましたね。
最後にウィル様がヘンリー様に「50年後に会えるのを楽しみにしている」と微笑まれるシーンがありました。
たしか、ウィル様って早くに亡くなられているのでは…
ヘンリーは「おばあさまとおじいさまは仲良く暮らしている」って言ってたけどそれはウソ?もうあなたはいないとか言えないし。
うまれたヘンリーには会えたよね?
少しの間だけでも一緒にいられたよね?
ウィル様、願いかなったよね?…ウィル様!って切なくて泣きそうになりました。
私の思い違いでありますように。
う、また泣きそう。
ウィルくんつながり、子どもネタとかぶったのでここに書いてしまった。
さて、書いているときに思い出した、困ったこと。
“どっちもウィルだから書きにくい”
ブルー×ブルー以来、この難易度にはうちのめされています。
プリンセスの皆様を混乱させているかと思います。
すみません。。。
それでは、また!
ありがとうございました。