あとがきの小部屋2
□Bedtime Story
1ページ/1ページ
クリスマスストーリーでありながら、
はるかに遅れての更新になってしまいました。
読んでくださったかた、ありがとうございました。
こちらのお話を書きたくなったのは、
GREEのロベルト様の誕生日イベントの配信のころでした。
この一年、王子1の誕生日はタイムスリップして子どものころの王子執事と…というお話ですね。
じゃあ、ロベルト様のお話はきっと王妃様がでてくるに違いない、いや、出て欲しい!
王妃様とロベルト様を再会させて欲しいと思いました。
読んでみると…王妃様、出てきてくれました。
でも、私としては物足りなかったです。
いろいろ制限あるでしょうから仕方ないですよね。
そしていつものごとく、こんな風に言って欲しい、こんな風にしてほしい、そんな想いが膨らんでしまいました。
できあがったものは、タイムスリップをする、ちびロベはマルゲリータがお気に入り、というところ以外はほぼオリジナルです。
Bedtime Storyとはおとぎ話のことです。
子どもが寝る前に大人が読むものをいうようです。
ちびロベが王妃様に読んでもらっているところに大人のふたりがやってきて、
その後ヒロインもちびロベに読んであげるシーンを書いたっていうのももちろんですが、
このお話全体が、
お母さんが子どものために読んであげるような優しいストーリーというイメージを目指したのでタイトルとしました。
私はロベルト様が王妃様のことを「母さん」と呼ぶのが好きです。
GREE本編のロベルト様は読んでおらず、
イベントもすべてを読んでるわけでありませんが、
少なくとも今回の誕生日イベで、ロベルト様は「王妃様」と言うことはあっても、
ヒロインとふたりきりのときですら「母さん」とは言わなかったように思います。
記憶違いでしたらすみません。
個別では、ロベルト様は「母さん」と言います。
親子関係が、王室の堅苦しさを感じさせず、
ごくごく普通で、温かい。
すごくロベルト様と王妃様らしい気がして気に入っています。
ですから、そういう雰囲気のものを書いてみたかったです。
なんとか王妃を救おうとするロベルトに対して、変えられない運命を静かに受け入れる王妃様。
別れのシーンで、自分がロベルトだと名乗った彼に、王妃様が、初めからわかっていた、ずっと見守っていると告げるセリフがあります。
ここだけを書きたいがために、二万字のお話にしました。
遅筆な自分ですが、好きだからできること!
この情熱が、日常に活かされれば私の人生も変わるかもしれないのにww
残念。
ロベルト様におとずれた、イブの奇跡の物語でした。
愛するお母さまと再会できたロベルト様…またひとつ心に区切りをつけて、幸せな日々を送れますように。
長い話、長いあとがきを読んでくださいってありがとうございました<(_ _)>
次作もまた読んでいただけたら嬉しいです。