あとがきの小部屋2
□ココロ・コネクト
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きっかけは、NHKの人工知能の番組を見たことでした。
まだ「自ら考えられるコンピュータ」はできていないものの、その技術を求めてグーグルやフェイスブックが莫大な投資、人材獲得合戦をくりひろげているそうです。
人の知能のしくみはとても深くて、長年研究が重ねられていてもいまだに原理はわかっていないんですって。
でも人の思考も感情も結局は電気回路であるなら、
プログラムで実現できないはずはない。
うん、そうだそうだ。
そう思うと、人っていう存在が尊いものでなくなる気がしてちょっとさみしいけれど、
逆に考えると、人工的に「人」ができるかもしれないということです。
ドラえもんやターミネーターの世界がホントになる日が来るのかな?なんて思いました。
ここで、妄想が発動しました!!
もしも王子の恋人がロボットだったら?
そして、そんなロボットを生真面目に、まっすぐに愛せる王子は?
…私の中では自然にジョシュア様でした。
ということで生まれたお話です。
お話を彩るものとして絵本「ピノキオとおにぎりを登場させようと、もうこのときに決め、
話の組み立てもノートに書くことなく
思いつくまま、書きなぐり。
最後にはお別れしなくてはならない、切ないお話ではありますが、
ジャンさんとのホモ疑惑にジャンさんがわざとロボットをあてがったところ、
「穴はみっつ」と念を押すところ、
ロボットのジョシュア様との想い出としておにぎりが残って、ジョシュア様が苦笑いをしつつ、納得するところなど、
おいおい、と笑えてもらえたらなと考えて書いてもいる、どちらかといえば「切笑」なお話でもあります。
少しでも楽しんで読んでいただけていたら嬉しいです。
ありがとうございました。
ちなみに、私はヒューマノイドが実現するなら
ウィルとエドを買って、一生幸せに暮らします☆
ロボットでも全然いいです!