あとがきの小部屋2

□カマルグの夕陽
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2月のアンケートで一位だったエドワード様のコメントのなかに、
花屋にエドがいた理由や、雨宿りにヒロインが飛び込んできた気持ちを…というリクエストがございました。


言われてみれば、王子様の立場でどうして彼が街角の花屋にいたのだろう、と私も不思議に思いまして、
ならば、勝手に妄想して書いてしまおう!と書いたのが、こちらのお話です。


冬が過ぎ、春が過ぎ、夏になってのお届けとなりました。

すみませんでした。


お話の中にでてくるカマルグ湿原はフランスの南にある湿地帯で、
今回はここをイメージしました。

華やかなフランスのなかでも、野性味あふれる場所。

お話ではかなり美化しましたけれど、
夕陽がきれいなのはホントです☆

あと、ここでとれる塩のこと。


フランスのゲランドのお塩は超有名ですけど、
カマルグ産も高級な塩といわれてます。

尖ったしょっぱさじゃない気がします。

1000円くらいだから、わりと手が届きます。
おすすめです。


お話の中で、プリンセスがお城と間違ってしまった厩舎(馬小屋)は
フランスのシャンティイ城をイメージしました。

青灰の屋根がとってもきれいなお城は、
馬小屋も世界一美しいと言われていて、
うっとりです♪


最後に、ブルーローズ。

お話の中では、エドが育てている設定です。

これは、ハウステンボスに行ったときに写しました。

↓のような、ブルー系に分類されるバラがいくつかあるようです。

青じゃなくて薄紫かピンクにみえるのですけれども…ね。





写真のものとは別ですが、
サントリーがパンジーの青色遺伝子を使い、育成に成功した青いバラは
青の遺伝子をもったバラという点ではすごいものらしいです。

これも画像を見ますとまだ、紫にみえますけれど。

ご興味のあるかたは、サントリー ブルーローズで検索してみてください。

ちなみに1本4000円ちょっとするようです。わわわ。


と…今回のお話は、実際にある場所やものをベースに考えてみました。


リアルな景色なのに、一番大事なエドがリアルじゃなくて、
そういう現実が少し寂しいですね。

本当にいてほしいなあ…

ではでは、また。
読んでくださって、ありがとうございました。

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