あとがきの小部屋2

□決戦はハロウィン・ナイト
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90万Hitsリクエストとして、ワイワイ様からいただいた怪盗ロベルトのお話です。

”ロベルトとヒロインは、昼間はラブラブな王子とプリンセス。
でも、夜になると怪盗夫婦として活躍する。
アルは国のスパイとなって、まさか主たちとは知らずに、彼らを追う”

このような案をくださって、
お話の内容は私のほうで考えさせてもらいました。

さて。

まず、ロベルトが盗みをはたらく理由を考えました。
私は、どんなお話でも王子が軽薄だったり、ずるかったり、人をむやみに傷つけたり、
とにかく、良心に欠ける人になるのは嫌だから、
理由はちゃんとしたかったです。


フランス小説アルセーヌ・ルパンも時々は義賊ではあるけれど、
お金持ちから貴重品を盗むところではきちんと?泥棒。

うーん…結局は高価なものが欲しいだけか。
ちょっと違うなあ…


ご存じルパン三世も楽しいお話です。
でもこちらも、泥棒さん。

そこで、子どものころにみたキャッツ・アイをイメージしました。
亡き父の美術品を盗む3姉妹の漫画です。

盗む品物にこだわるところは、
私が求めていたストと同じです。

キャッツ・アイ。
お若いプリンセス様は知らないだろうなあ。


ロベルトが、亡くなった王妃様が大事にしていたものを盗まれて、
司法的には行き詰まりとなったために
取り返すっていうストーリーを軸に、

ロベルトらしい、ちょっと笑えて、
切なくて、甘くて、バタバタしてて、
でも、アルとの信頼関係はがっちり組んであるっていうお話にしてみたつもりです。


GREE版とのことでしたが、
お話の8ページめに書いたとおり、私のこだわりで
ロベルトには、王妃様を「母さん」と呼んでもらいました。

(このあとがきに書くつもりでしたが、
長くなりそうなので、8ページめに残すことにしました)

私としては、ロベルト作成のポンコツなクロネコロボットをかわいがるだろうアルベルトさんを想像して、萌えてます。

ワイワイ様、
このたびはリクエストをくださってありがとうございました。

ワイワイ様をはじめ、
このお話を読んでくれたプリンセス様にとって、
少しでもいいって思えるシーンがあればと願います。

相変わらず長く、妄想詰め込んだだけのへたっぴ〜なのに、
読んでもらえるだけでも嬉しいです!

ありがとうございました。
また次作も読んでもらえたらイイナ。

それでは、またの日に。

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