王子様にあいたくて
□ウィル様のワイン〜シャトーペトリュス〜
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近くのワインセラーで「ボルドーワインの試飲会」があったので、行ってきました。
ウィル様が、初めて
「これは俺がそそぐ」とおっしゃって
主人公ちゃんに自らついでくださったワイン、シャトーペトリュス。
「クロード、シャトーペトリュスを。」
「・・どうぞ」
(うわ、なにこれ、すごーい)
っていうシーンですね。
シャトーペトリュスは、ボルドーワインの中でも最も高価なものだそうですね。
私はワインは詳しくないのですが。
日本で買うと、年代やその年のブドウの出来にもよるみたいですけど
750ミリリットルのボトルで30万円台が主で、60万から500万と目が飛び出るようなお値段です。
主人公ちゃん、これをがぶ飲みです。
知らないってオソロシイですね。
そりゃ、おいしいっしょ。
もちろん、私も本物なんて、飲んだことはもちろん、見たことすらありません。
今回この試飲会に参加したのは、もしかしてシャトーペトリュスが見られるかもって
不純な動機もあります。
勇気を出して、オーナーのムッシューに聞いてみました。
「シャトーペトリュス、ありますか?
写真だけでもとりたいのですが、お願いします!」
「もちろん、あるさ!写真?どうぞどうぞ。」
「!!!」
鍵のついた棚をあけて、おごそかに出てきたシャトーペトリュス。
ほほほほんものだ!
ラベルをアップでとらなかったのでわかりにくいのですが天国への扉の鍵を持った聖ペテロ(ペトリュス)が・・・
「い、いくらですか?」
「これは1400ユーロ(15万弱くらい?)だよ。」
「・・・」
でも、日本で買うより安いです。
ムッシューはこのワインの醸造所にいったことがあるそうです。
看板もなく、建物もとてもシンプルだっておっしゃってました。
シャトーペトリュス。
このボトルをウィル様がお持ちになって、
トクトクと注いでくださったのですね。
彼がクロードをさがらせて
2人きりでお酒を飲むなんて。
このころはもう、ウィル様にとって主人公ちゃんは「特別」になっていたのかもしれません。
ワインを見られた幸せのおすそ分けをみなさまにも。ぜひ。