王子様にあいたくて
□エドワード様に会いたい
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フランス、シャンティイ城です。
秋に訪れたので、屋根のブルーグレーが映えなくてちょっと残念です。
しかしながら、優美なルネッサンス様式のこのお城。
ベルサイユほどの華やかさはありませんが、華麗なその姿は王子様がまさに現れるのではないかと錯覚してしまいます。
こちらはお城の隣にある、厩舎。
こんなに立派なのに馬小屋なんです!
もちろん、今も馬を飼っていました。
ここにいるって!ぜったい!
ジャックとアリオンヌがっ!!
手前の緑の芝で走る姿が目に浮かぶ…
お城の中の階段と廊下。
華やかな装飾の廊下の向こうから、エドワード様が微笑みながら歩いてきます。
「やあ、おはよう。朝からきみに会えるんて、今日の僕は一日中幸せな気持ちでいられるよ。」
妄想がとまらないよ…
その名も「王太子の部屋」。
優美な調度品の数々。
でも、実際のエドワード様のお部屋って地球儀があったり、案外質素。
ちょっとイメージが違うけど、まあ、気にしない。
手前の執務机にはエドワードさまがいらっしゃいます。
「ちょうど休憩にしようと思っていたよ。どうぞ・・
ルイス、ローズティーを用意してくれないかい?」
王子様に会いたくて、あちこち出かけたい・・が先立つものが・・ない?
貯めます、はい。
車の運転もがんばります。