12/26の日記

12:23
よいお年を
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こんにちは。
Mitsugoriです。


クリスマスも終わって、今年も残すところあとわずかとなりました。

今年は、急転直下、想定外の一年でしたね。

去年の今ごろ、まさか世界が疫病で機能不全に陥るなんて、
だれも思っていなかったのではないでしょうか。



私ね、ちょっとヒトゴトみたいに思ってたところがあったんですよ、コロナのこと。

親もなんとか元気を保っていて、身近の人にコロナの感染者がいなかった。

人ごみをさけて、手洗いを徹底して、もちろん、飲みにもいかず、田舎にこもっていればまあ、影響ないっしょ、って。



ところが。

12月23日、夜。

カッターで厚紙を切っていたら、手元がくるって、指を切っちゃったんです。

切った感触で、あ、これ、病院行かないとダメなやつだ…と直感。

タオルでギュッと傷口を押さえながら、さて、どうする。
血がどんどんにじんできて、痛くなってきて、血の気が引いてきてしまって。

車を運転できそうにない。

指のけがで救急車はダメだ。

タクシー?

スマホで調べて、かけて、待って、乗って、支払する余裕が、あらゆる意味で、ない。



一番近くに住む友達に電話をかけると「すぐ行く!」って。

友達がつくころには、もう、歩けないし、気持ちも悪くなって「吐きそう…」

お風呂から洗面器をもってきてもらって、洗面器&お財布だけ持って、救急センターへ。


で、ここからが、コロナ被害。

友達に支えられながら、センターの入り口をくぐろうとすると、
中からスタッフが飛び出してきて
「検温お願いします! マスクしてください」


いやいやいや、ケガだから! 熱なんかないし!

しかも、マスクどころか上着も持たずに部屋を出たので、外で検温して待ってとか、なんの拷問なの?

寒いよ。



だがしかし、今はコロナ。

検温しながら、友達の持っていたマスクをいただき、扉の前でしゃがみ込んで待つ。

ところが。


「…あ、37度ですね。えーと、ちょっと待ってくださいね」


興奮しすぎて熱が上がっちゃったらしくて。

コロナじゃない!
私はコロナの熱じゃないんだ!
と思いつつ、どうにもならず、外で待つこと数分。


どんな判断がくだされたのか、中に入れてもらえたと思ったら、
「手の消毒をお願いします」
と入り口にある消毒スプレーを噴射しろという。


いや、指、怪我してるんだよ!
指、もう片方の手で押さえて血ぃ止めてんだよ、
どうやって消毒すんだよ!


仕方なく、一瞬外して、血の付いた手でポンプを押す。
そっちのほうがヤバそうだけど、もう知らん。


先に外科に入った人がいたらしく、待つこと20分。
やっとこさ、先生の前に行ったときは、血圧が、上が70で下が40という表示。


しかも恐怖で興奮しすぎて過呼吸にもなっちゃって、まずは呼吸を整え、血圧をあげてから縫いましょうという話になり。


ええ、もう大変でした。。。
コロナ、ヒトゴトだったけど、まさか、自分が間接的にこんな被害を受けるなんて。
これが一分一秒を争う大病だったら…



ちなみにいま、ぐるぐる巻きの人差し指でタイプしています。
あとちゃんとくっつくかどうかは、私の治癒力次第だそうです。
あんまり自信はないけど、仕方ない。



来年は、世の中が少しでもいい方向に向かうようにと祈るばかりです。

では皆さま、よいお年を!

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