月のプリンセスは、地上に彼女の王子を見つけられなかった…ってことかな。

じゃあ、さやはどこかに行ってしまう理由はないな、永久に。

俺のもとから消えるとか、言うな。
もう俺は、さやと出会う前の俺に戻りたくない。
戻れないんだ。

月に帰るプリンセス。彼女が月に帰ったのは、婚姻を申し込んだ男性陣が誰ひとり彼女の出題を解消出来なかったからです。
偽物を持参して騙そうとした人物までいました。

ウィルは私の疑問､質問､望みに正面から嘘偽りなく応えてくれるではありませんか！

私が貴方の前から消えるとしたらそれが貴方にとって最善の方法になった時です。
少なくとも満月は関係しないと思いますよ？(^w^)

恥ずかしがるさやがかわいいから、つい…ね。

さやの国では満月の夜にプリンセスは
月に帰るんだろ？
もしかしてさやも？

心配すぎて、離せそうにない。

夜の顔… そんなの見ちゃダメですぅ。灯りを消して…
でも、今夜は満月。月明かりが眩しい。
その月明かりに輝くウィルの金の糸が更に眩しい！女性より妖艶なんてズルいです〜！

もう、心拍数どうにかなりそう。聴かないでください！

百面相…
見ていて飽きないな、さやは。

夜のカオもあるなら、
今夜、俺だけに見せて？

今!? あ､決して嫌な訳では!嫌だなんてとんでもない!というか…
その､女には心と身体の準備というものがありまして、もちろんデートの時は万全にしていますが…って何言ってんの私!?