ああ、そうか。
彼に頼めば、すぐに捕まえてもらえるね。

彼女のことになると、
僕はつい取り乱してしまうようだよ。

やはり、美しいものは皆でめでなければ。

おや？
そういえば今度のオペラの特別席のチケットは２枚だったかな。

ほかの王子たちには実に申し訳ないけれど、
こういう場合は仕方がないね。

エドワード様、落ち着いて下さいませ。

恐れながらロケットエンジン搭載車ですと
私のような運転技術では
ロベルト様の向かわれた
ノーブル･ミッシェルを通りすぎ
フィリップに辿り着くまで
止まれないかと。

また安全面からフルフェイス
レーシングスーツをエドワード様にも
着用して頂かなくてはなりません。

まずは、アルベルト様に
連絡をしてみます。
きっとシャルルを出られる前に
ロベルト様を確保されることでしょう。

胸がキューッですか？

もしかしたらこの痛みのことでしょうか。
奇遇ですね、ロベルト王子も感じますか。
私もです。

あ…待ってください！
おひとりで彼女に会いに行くのですか。
私も一緒に…

…もう行ってしまった。
ロベルト王子も彼女に会いたいのだろうか。

おや？
また胸が痛むな。

ルイス！車をまわしてくれ。
ロケットエンジンのものを頼む。

うんうん。わかるわかる♪
でもさぁ、エドちん。

会えない時間に彼女は今だれといて
何をしているんだろう。って
胸がキューってなることない?

俺はさ、気になっちゃうんだよね。
彼女の事は信じているんだけどさ。

というわけで、
今から彼女に会いに行っちゃいます☆