王子のソラミミ

私の日常にささやく王子執事の言葉。オリジナルの幻聴です。
◆10/3 8:50 

俺がこんな風に甘えたこと…
ぜってーほかのヤツに言うな。
byリュオ

2015/10/03(Sat) 08:51

by リュオ(toマール)
身体が熱いの、お前のせいか、風邪のせいか、わかんねっ…

あのさ、もう少し、ここにいてくんない?
お前がそばにいてくれたら、よく眠れる気がするから。


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by マール
一晩でスッキリできた。良かった〜。
これもリュオくんの上着のおかげ。
あの上着ね、温かかった。
リュオくんの体温が残ってたから。
ありがとうね。
…ん?リュオくんてば、照れてるの?
ちょっと赤いけど…もしかして…?
こっち向いて、ほら、こっち。
向かないんなら首に触るんだから!
んー?…熱あるよ、これ。
今日はもう仕事お仕舞いにして、休んで?
私、看病するから。看病させてほしいの。

はい、ブランケット掛けて暖かくして。
何してほしい?甘えていいよ、内緒にしとく。
…手、繋いでていい?って、私が甘えてるね。
明日には治ってるといいな。


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by リュオ(toマール)
お前、俺のために仕事が終わってから
作ってたんだろ?
…知ってた。無理はするな。

風邪はひきはじめに治さないと。
ほら、これ着ろよ。

あん?俺はいいんだって。
もう毎日お前に熱病みたいなモンだか…
って、何でもねっ!


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by マール
おいしい?よかった。
おいしいって言ってくれてありがとう。
お茶のおかわり入れるね?
(ガキじゃあるまいし、って言うわりには
嬉しそうに、幸せそうに食べてくれて…。
そんな顔を見られる私も幸せだな。)

は…は…、ックシュ!!あ、ごめん、大丈夫。
ちょっと冷えたかな。薄着?んなことないよ。
リュオくんも気をつけてね、朝晩冷えるから。
…ックシュ!!私!?大丈夫よ、うん、大丈夫。
はちみつミルク飲んで寝るから…ックシュ!!
ごめんね、リュオくんに移らないようにする。
…リュオくん?黙っちゃってどうしたの?
もしかして、既に移ってるの…?


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by リュオ(toマール)
食べ物で機嫌をとるような低俗なやり方に、
俺がひっかかるわけないだろ。
ガキじゃあるまいし。

…でもどうしてもっていうのなら…両方。
お前の作る菓子って、わりとうまい


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by マール
ん?ちょっと比べたくなったの。
このリンゴとリュオくん、
どっちが赤いかな〜って。
うそうそ、ごめんてば、怒んないで?

あ、このリンゴも赤くておいしそうでしょ?
リュオくんに何か作ろうと思って
さっき市場で買ってきた。一人でって?
ううん、ジンさんも。
ちょうど行くところだったらしくてね、
ご一緒しましょうって、おっしゃって。
ジンさんのご用向き?どうだったかな。
でも、私の荷物を持ってくださってたよ。

ね、アップルパイとリンゴのシフォンケーキ、
どっちを食べたい?


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by リュオ(toマール)
い、いちいち思い出して言わなくていい!
そんときはそうしたかったんだから、
仕方ないだろ。

マールが甘えたことは、言わない。
かわいすぎて…
誰にも教えたくないから。

おいっ、顔みるなって。


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by マール
うん、わかった。
「『眠れない』ってブランケット持ってきて
一緒にくるまったらスースー寝た」とか、
私がシュー皮にカスタードクリーム詰める時
私の頬に付いたクリームを
チュッてしながら取ってくれたりしたこと、
全部私の秘密にしとくね。

私が甘えたことも、秘密にしてね。


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