りある


◆回想と考察 1 

高校は初めて会う人たちばかりだった。

田舎から隣町の高校に通わされた。自分は地元の高校でもいいと言ったけど(交通費的な意味で)親が『あんな学校に行ったら笑われる』と言うので、隣町の進学校に入った。

入学式から間もなく、意外にも友達は早くできた。しかも数人。

『明日の時間割変更あったっけ?』とかそんな他愛ないメールすらしてた。

全てが順調というわけではないけどまぁまぁだった。そう1年生の時は。

2年のクラス替えで、1年の時に仲良くしてた子全員と違うクラスになった。
まぁそれは仕方ない。
とりあえず今後クラス替えはないので(2〜3年生は同じクラス)、このクラスの子たちと仲良くなれればと思った。

だけどノリがまるで違った。
大きく分けると『アニオタ』か『ギャル』か『リア充』
このクラスのそれ意外の人間はオタを非常に嫌って彼女たちが居なくなるとすぐ陰口を叩いていた(1年のクラスには男のオタがいたけどこのクラスには皆無なのもあったと思う)
それは別として私は、彼女たちの集団行動に馴染めそうになかったのでグループには入らなかった。個々で話はしたかったけど誰かと仲良くなるなら全員と仲良くならねばいかん雰囲気。
ギャルはギャルで私が男子と話してるといちいち文句言う。リア充はキラキラしすぎてとても仲良くなれそうになかった。

まぁ孤立ですよ。女子から。

次第にね、なんか知らんけど他クラスの子らからイジメを受けた。
ただ、教員に言ったところで解決すると思えないので黙ってた。
あの子らガキだから人とコミュニケーションが上手く取れないんだなー と思った。

2013/08/06(Tue) 14:19

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