小説

□御神籤(緑高)
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『御神籤やろ!!真ちゃん』



今日は近くの神社に真ちゃんと初詣に来ていた


二人っきりで出掛けるのとか久々で無性にテンションがあがっていた





そんな俺を見て真ちゃんは『落ち着くのだよ』って溜め息をついていた




『ほらっ!はやーくー』




『落ち着くのだよ、たkっ!!!』



そう言って走り出そうとした時に、境内の砂利につまづいてしまった



『うわっ!!!』




こけると思って、衝撃に備えて目を瞑ってしまった











いつまでたってもその衝撃がこない



そのかわりに




『落ち着けとなんども言っていたのだよ』



と言う真ちゃんの声が聞こえてきた





俺は真ちゃんに抱き抱えられるようなかたちで受け止められていた





『………ありが…と』





恥ずかしくなって語尾はどんどん小さくなっていく



『ほんとに仕方のないやつなのだよ、ほらっ』




そう言って俺の手を掴んで、御神籤の売っている場所に向かおうとする真ちゃん




『また、こけられたら困るのだよ』




『っ!!そーだね』





俺はそう言って真ちゃんの腕に抱きついた









→おまけ
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